胴の中央をわずかに膨らませ、箆で横方向に削りを入れ、口縁も起伏を描くように高さを違えています。このような造形に動きのある半筒形の志野茶碗には、湯木美術館蔵の重文「広沢」などがあります。本作も鉄絵具による薄文様のおおらかな筆致などみどころに富んでいます。ルビ:へら すすき
- 文化財指定
- 員数
- 1口
- 作者
- 美濃(みの)
- 時代・世紀
- 安土桃山~江戸時代・16~17世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 陶製
- 法量
- 高8.2 口径13.0 高台径6.6 495g
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- G-5749
- 分類
- 陶磁
- 種別
- 工芸 > 芸能・芸道 > 茶道具