中国考古・彫刻
1階 第1室
2010年8月3日(火) ~
2011年1月30日(日)
明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。
1階 第1室
2010年8月3日(火) ~ 2011年1月30日(日)
商時代から戦国時代の青銅器、および漢時代から北朝時代にかけての明器と俑を展示します。このほか戦国時代から宋・金代の代表的な銅鏡を展示し、各時代の鏡の特徴とともに銅鏡が変化していく通史的な過程を紹介します。また、陝西省西安発見の宝慶寺石仏も紹介します。
1階 第2室
2010年7月27日(火) ~ 2011年1月30日(日)
中国では後漢時代に青磁が成熟の段階に到達し、三国から南朝時代にかけて古越磁とよばれる特色ある青磁が焼かれました。唐時代には国際色豊かな貴族文化を背景に、華麗な唐三彩が作られました。宋時代には南北各地の窯で端整な姿の磁器が焼かれました。元時代には景徳鎮窯で青花の技法が完成され、明時代・清時代には景徳鎮に置かれた官窯において多彩な技法で絵付けが施された磁器が作られました。三国から清時代にかけての陶磁史を、代表的な作品を通して紹介します。