このページの本文へ移動

1089ブログ

「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝-」10万人達成!

「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝-」(表慶館)は、3月2日(金)、10万人目のお客様をお迎えしました。ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

10万人目のお客様は、千葉県からお越しの鈴木万里子さん。

鈴木さんには、当館副館長 井上洋一より、記念品として本展図録とサウジアラビア国家遺産観光庁作成の展覧会ポスターを贈呈しました。
贈呈式には当館広報大使トーハクくんも登場、セレモニーを盛り上げました!


左から当館広報大使 トーハクくん、鈴木さん、当館副館長 井上洋一

鈴木さんは当館にはよくお越しになるそうで(ありがとうございます)、今回はアラビア文字にご興味をお持ちで、本日本展を見に来られました。

また展示会場の表慶館も大好きだそうで、会場内の雰囲気も楽しみにしているとのことでした。ありがとうございます。


美しい表慶館ホールの天井装飾

そして、10万人突破のタイミングで重大発表です!
「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝-」の会期が、3月18日(日)閉幕のところ、5月13日(日)まで延長することが決定しました!

また、ミュージアムショップで販売している図録を、3月9日(金)から金曜・土曜・日曜限定で、9時30分から16時30分までの間は表慶館内でも販売いたします(税込2,800円)。こちらもぜひお買い求めください。

これからどんどん暖かくなり、春には当館自慢の桜も咲き始めます。上野にお花見がてら、総合文化展料金でご覧いただける本展にもどうぞ足をお運びください。
 

カテゴリ:news2018年度の特別展

| 記事URL |

posted by 武田卓(広報室) at 2018年03月02日 (金)

 

トーハクくんがゆく!「縄文展報道発表会だほ」

ほほーい! ぼくトーハクくん!


今日は特別展「縄文―1万年の美の鼓動」の報道発表会に来たんだほ。

担当研究員の品川さんによると、「いま、縄文がきてる!」らしいほ。
縄文土器のきれいさや土偶のかわいさ(さすが、土偶センパイ!)に注目が集まっているんだって。
※古墳時代の埴輪であるトーハクくんにとって、縄文時代の土偶は大先輩なのです。

そんな、今きてる「縄文」をとりあげる特別展が「縄文―1万年の美の鼓動」なんだほ。
これは注目しないと!

井上副館長からは、展覧会へのアツイ想いがほとばしっていたほ

展覧会には、北海道から沖縄まで、縄文時代のはじまりからおわりまで、「縄文といえばこれ」っていう作品が大集合するらしいほ。

ちょー有名な土偶も…
(センパイ、まぶしいっす!)

重要文化財 遮光器土偶
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
東京国立博物館蔵


赤くてきれいな耳かざりも…
(縄文人はおしゃれさんだほ)

重要文化財 土製耳飾
東京都調布市 下布田遺跡出土
縄文時代(晩期)・前1000~前400年
江戸東京たてもの園蔵

縄文人のポシェットも…
(ポシェットの中に残っていたクルミも展示するんだって)

重要文化財 木製編籠(縄文ポシェット)
青森市 三内丸山遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
青森県教育委員会蔵(縄文時遊館保管)
写真:小川忠博

人形がついたおもしろい土器も…
(ほほー! こんな縄文土器もあるんだ!)

重要文化財 人形装飾付有孔鍔付土器
山梨県南アルプス市 鋳物師屋遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
山梨・南アルプス市教育委員会蔵


どうやら大々的な「縄文」の展覧会みたい。
ますます注目だほ!


トーハク考古チームが総力を挙げて臨みます。
左:井出研究員「2018年の流行語大賞が『縄文』になるよう、がんばります」
右:河野研究員「好きな土偶は縄文のビーナスです(埴輪も好きだよ、トーハクくん!)」

そして、報道発表会では品川さんから重大発表が。

国宝土偶5体+国宝 火焰型土器が集結! だほーー!!

※長野県茅野市所蔵の国宝「土偶 縄文のビーナス」と国宝「土偶 仮面の女神」は7月31日(火)から展示

「縄文時代の出土品のなかでも、国宝に指定されているのはわずかに6件。この6件すべてが、今回の展覧会で揃います。」

ほーほー。

「国宝6件が揃うのは今回が初めてです。」

ほー!!!
なんてスゴイ展覧会なんだほ。絶対に注目だほ!

「かわいい」「きれい」「おもしろい」「すごい」がぎゅっと詰まった展覧会なんだほ。
「縄文のことはよくわからないほ」という人にも、ぼくが自信をもってオススメするほ。
楽しみにまってるほー!

ちなみに、展覧会に出るこの3つの作品は、今なら平成館考古展示室で見られるほ(5月6日[日]まで)。
 
左から順に
鹿角製垂飾(腰飾)/重要文化財 遮光器土偶/重要文化財 人形装飾付壺形土器
すべて東京国立博物館蔵

今から縄文に会いたくてふるえちゃう人は、考古展示室へゴー!だほ。


この夏は縄文ブームを巻きおこすぞ!と、決意をかためたトーハクくんと品川さんなのでした

最後にトーハクくんからお知らせです。

お得な早割セット券2,200円は今日3月1日(木)に発売だほ。
販売は4月2日(月)まで。「絶対に縄文展に行くんだほ」という人はチェックしてみてほ。


トーハクでは早割セット券のお取り扱いがないから、要注意だほ!
展覧会公式サイトほか各種プレイガイドで販売しています

カテゴリ:news考古2018年度の特別展

| 記事URL |

posted by トーハクくん at 2018年03月01日 (木)

 

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」20万人達成!

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ―天平と真言密教の名宝―」(1月16日〈火〉~3月11日〈日〉、平成館)は、2月27日(火)、20万人目のお客様をお迎えしました。
2月16日(金)の10万人達成からなんと9日目での20万人達成となりました。ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

20万人目のお客様は、東京都町田市からお越しの堀井礼さん。本日は、双子の妹の白石陽さんとご一緒に来館されました。

礼さんには、当館学芸企画部長 富田淳より、記念品として特別展図録と展覧会ポスターを2セット贈呈。贈呈式には10万人セレモニーに引き続き、当館広報大使トーハクくんも登場、セレモニーを盛り上げました!


左からトーハクくん、陽さん、礼さん、当館学芸企画部長 富田淳

礼さんは大学で文化財コースを学ばれていて、特に仏像が大好きとお話しくださいました。今回の仁和寺展も2回目とのこと。ありがとうございます。

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」は、本日も多くのお客様にお越しいただいており、3月4日(日)・6日(火)・7日(水)の3日間は17時閉館のところ、21時まで開館時間を延長することになりました。

会期末までの開館時間は下記のとおりとなります。

3月 4日(日)9:30~21:00 ※通常17:00閉館のところ4時間延長
3月 6日(火)9:30~21:00 ※通常17:00閉館のところ4時間延長
3月 7日(水)9:30~21:00 ※通常17:00閉館のところ4時間延長
3月 8日(木)9:30~17:00 ※通常通り
3月 9日(金)9:30~21:00 ※通常通り
3月10日(土)9:30~21:00 ※通常通り
3月11日(日)9:30~17:00 ※通常通り ※最終日
*入館は閉館時間の30分前まで。

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」、残すところ2週間を切りました。皆様のご来館を心よりお待ちいたしております。
 

カテゴリ:news2017年度の特別展

| 記事URL |

posted by 武田卓(広報室) at 2018年02月28日 (水)

 

トーハクくん、特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」特設ショップに行く!

ほほーい!ぼく、トーハクくん。



今日は特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」のグッズをチェックしにきたほ。
どんなものがあるのか楽しみだほー。

まずは特別展に来たらこれを買わなければ。


特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」公式図録 2,800円(税込)

ふむふむ、今回もとっても充実の内容だほ!めったに見られない秘仏がたくさん展示されているこの展覧会、これを買えばずっと見られるほ!


天平の秘仏、国宝 千手観音菩薩坐像(葛井寺蔵)も新撮画像でしっかり紹介

図録を買うとそれを入れるトートバックも買いたくなるほ!お、なんだかおしゃれな絵が描いてあるほ!


日本仏教の要、最澄と空海の人間ドラマを描いた漫画『阿・吽』の作家、おかざき真里さんが、本展覧会のためだけに描きおろしたスペシャルトートバック 4,800円(税込)


そして『阿・吽』1~7巻セットも販売中 4,900円(税込)
本展では仁和寺の宗祖、空海直筆の書、国宝「三十帖冊子」(仁和寺蔵)も展示。『阿・吽』では7巻でそのエピソードが描かれています。

食べ物も充実しているほ。これは目にいいと評判のブルーベリーの飴だほ!ぼくは黒目がとっても大きいので目はよく見えるけど、最近はみんなスマホ使用で目が疲れやすいからおすすめだほ。


秘仏 重要文化財 千手観音菩薩坐像(徳島・雲辺寺)の像内には眼の絵とともに「目アヘ(キ)ラカニナシタマエ」と記され、眼病平癒の願いが込められていた
こちらはそれに基づいてつくられた商品 ブルーベリー飴 540円(税込)

こちらはお菓子。はにわクッキーもいいけど、たまにはこういうおしゃれなものも食べてみたいほ…。


「noake tokyo」の人気商品「ポルトボヌール(幸福のお守りサブレ)」の桜型サブレを、いちごを御室桜に、うぐいす味を御衣黄に見立てた限定商品! 648円(税込)

三筆の一人、空海さんのグッズも充実しているほ!書道好きのユリノキちゃんに買ってあげたいものがいっぱいだほ!


ぎんざ空也・五代目山口彦之氏監修、空海直筆の国宝「三十帖冊子」からの「空」と「海」の文字が入った最中 2個入り 648円(税込)


こちらも「三十帖冊子」の中から空海の字を新撮した字のお手本張 空海の四十八文字御手本カードセット 4,536円(税込)


定番のマスキングテープ 350円(税込)

それから前回の運慶展でも大好評だった「フェリシモおてらぶ」さんとのコラボレーション商品もあるほ!


千手アームクッション 左手、右手ともに1,069円(税込) 
大好評につき売切れ間近です!


千手観音の脇手をイメージしているそうだほ。触るとふわふわもちもちでとっても気持ちいいほ…。


パソコン作業に疲れたとき、ちょっとした休憩のとき、千手クッションで一息ついて、リラックス

最後にこちらも大充実のお酒コーナーだほ!京都、兵庫に福井などなど、選りすぐりの名酒が集まっているほ!


本展にご出陳いただいている御室派寺院の地元から名酒が勢ぞろい

空海さんの字入りのぐい飲みでぐいっと行きたいほ!大人になったら…。


空海の字が入ったぐい飲みとともにずらりと並んだ日本酒


ぐい飲みは350円(税込)

まだまだ紹介しきれなかったグッズもたくさんあったほ!みんなも特別展を見た後はぜひグッズショップへ行ってほしいほ!きっとお気に入りの品が見つかるほ!

さて、最後に重大発表だほ!

なんとなんと!金曜・土曜に加えて3月4日(日)・6日(火)・7日(水)の3日間は17時閉館のところ21時まで開館時間を延長するほ!
お仕事、学校終わりのみんなにもどんどん来てほしいほ!

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」は3月11日(日)まで、お見逃しなくだほー!

カテゴリ:news2017年度の特別展

| 記事URL |

posted by トーハクくん at 2018年02月26日 (月)

 

東アジアの虎美術―韓国・日本・中国―

日本、中国、韓国の国立博物館では、2006年の国立博物館長会議で決議された活動の一つとして、それぞれの国の文化財を持ち寄った展覧会を2年ごとの持ち回りで開催しています。
2014年の東京国立博物館「東アジアの華 陶磁名品展」、2016年の中国国家博物館「東方画芸15―19世紀中韓日絵画」に続く、第3回目の国際共同企画展が先月末から始まった韓国国立中央博物館開催の「東アジアの虎美術―韓国・日本・中国―」(~ 2018年3月18日<日>)です。


展覧会ポスター

この展覧会は、2018平昌冬季オリンピックを記念したホスト国の韓国が企画したもので、平昌冬季オリンピックのマスコット「スホラン」が白虎のキャラクターであることにちなんで、東アジアにおける虎美術の伝統と変容をテーマに企画されました。
日本からは岸駒の「虎に波図屏風」をはじめ30件が出陳され、3ヶ国あわせて105件の作品からなる大規模なものです。



東京国立博物館からはクーリエとして2人の研究員が現地入りをし、東京が記録的な大雪に見舞われた1月22日に、それを大きく下回る最低気温-19℃のソウルで展示作業を行いました。

平昌冬季オリンピックの期間とも重なる1月26日から3月18日まで国立中央博物館特別展示室で開催されている本展、韓国に行かれた際にはぜひご覧いただければと思います。

カテゴリ:news

| 記事URL |

posted by 末兼俊彦(平常展調整室) at 2018年02月17日 (土)