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1089ブログ

すごいぞ、ハニワ! 特別展「はにわ」報道発表会

 20241016日(水)~128日(日)、当館 平成館 特別展示室で挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」を開催します(2025121日(火)~511日(日)、九州国立博物館でも開催)。



埴輪(はにわ)とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形です。
その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。
古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。


恵解山(いげのやま)古墳(京都府長岡京市)に並ぶ円筒埴輪 撮影:山本亮

なかでも、国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品です。
この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。

国宝 埴輪 挂甲の武人
群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵


本展は、「プロローグ 埴輪の世界」「第1章 王の登場」「第2章 大王の埴輪」「第3章 埴輪の造形」「第4章 国宝 挂甲の武人とその仲間」「第5章 物語をつたえる埴輪」「エピローグ 日本人と埴輪の再会」で構成されます。
第4章では、当館所蔵の国宝「埴輪 挂甲の武人」を含め、同一工房で製作されたと考えられる5体の「埴輪 挂甲の武人」が史上初めて勢揃いします。


よく似た兄弟のような「埴輪 挂甲の武人」5体。うち1体はアメリカ・シアトル美術館から約60年ぶりに里帰りです。


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22日(月)、平成館大講堂で本展の報道発表会を行いました。

まずは、主催者を代表して、当館副館長の浅見龍介がご挨拶しました。

当館副館長 浅見 龍介

続いて、本展に多大なるご支援を賜りました、特別協賛 バンク・オブ・アメリカ在日代表、BofA証券代表取締役社長 笹田 珠生様よりご挨拶をいただきました。

バンク・オブ・アメリカ在日代表、BofA証券代表取締役社長 笹田 珠生様

バンク・オブ・アメリカ様には、国宝「埴輪 挂甲の武人」をはじめ、国宝「檜図屛風」、重要文化財「五龍図巻」、国宝「鷹見泉石像」など5件の文化財修復にご支援をいただいております。

そして、本展の展示作品と見どころについて、当館の河野主任研究員が解説しました。

主任研究員 河野正訓

埴輪とは何か?から、各地域の個性的な埴輪、人物埴輪や
動物埴輪の注目すべき造形など、埴輪愛あふれる河野研究員の解説でした。

高さなんと170cm。現代の神社建築にも通じる屋根の形
家形埴輪
大阪府高槻市 今城塚古墳出土 古墳時代・6世紀 大阪・高槻市教育委員会蔵(今城塚古代歴史館保管)



若き王の姿をほうふつとさせる盛装のいでたち
重要文化財
 埴輪 天冠をつけた男子
福島県いわき市神谷作101号墳出土 古墳時代・6世紀 福島県蔵(磐城高等学校保管)
画像:いわき市教育委員会提供


数多くの馬具を身に着けた「飾り馬」。珍しい頭部の表現にご注目
馬形埴輪
三重県鈴鹿市 石薬師東古墳群63号墳出土 古墳時代・5世紀 三重県埋蔵文化財センター蔵


また、壇上には2体の埴輪が!

どちらも実物大です!

こちらは、当館と文化財活用センターが制作した、国宝「埴輪 挂甲の武人」解体修理後の復元模型(左)と彩色復元模型(右)です。
近年の修理と調査研究の結果、表面に色が塗られていた痕跡があることが分かりました。

本展では、最新の埴輪の研究成果もご紹介します。

埴輪 挂甲の武人(彩色復元)
令和5(2023)年 原品:群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵
制作:文化財活用センター


彩色復元模型は、この日が初お披露目でした。
驚きの彩色については、本ブログでご紹介します。どうぞお楽しみに。

会場でも、またSNSでも大変話題になっていましたが、河野研究員の髪にご注目!

復元模型について解説する河野研究員
なにやら不思議な髪型ですね…


フォトセッションの様子
挂甲の武人と同じポーズで一枚。担当研究員、全員満面の笑みです

研究員の髪型ですが、古代の男性の髪型「美豆良(みずら)」を再現したカチューシャを装着しました。
(このカチューシャは試作段階のもの。販売については検討中です。)

素朴で“ユルい”人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家に至るまで、埴輪の魅力が満載の展覧会です!
東京国立博物館では約半世紀ぶりに開催されるはにわ展、今後も展覧会公式サイトなどで最新情報をお伝えしていきます。どうぞご期待ください。

 

カテゴリ:考古「はにわ」

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posted by 小松亜希子(広報室) at 2024年04月25日 (木)

 

ほとけを演じるための仮面

仮面をつけて、自分とは違うものになりきって遊んだり、劇をしたりした経験は多くの方がお持ちだと思います。
仮面は古くから、別のものを演じるために使用されてきました。
今回、特集「行道面 ほとけを演じるための仮面」(本館14室にて、5月26日(日)まで)で展示している行道面(ぎょうどうめん)は、ほとけ様を演じるための仮面です。
法要で使われたり、仮面をつけてほとけ様になりきって、経典にあるシーンを再現したりしていたようです。


特集「行道面 ほとけを演じるための仮面」 展示室の様子

展示室に入ると、いろいろな種類があることに気づくと思います。
さまざまなほとけ様を演じていたことが想像できますね。
いくつかをじっくり見てみましょう。


「行道面 菩薩(ぎょうどうめん ぼさつ)」の展示風景

画像に写っている4つの行道面は、いずれも「行道面 菩薩」です。
本特集では、兵庫県浄土寺に伝わった計25面の菩薩面のうちの4面を展示しています。二十五菩薩が亡くなった人を迎えに来て、浄土に導くというシーンを演じる法会で使用したのでしょう。
どれも同じに見えるかもしれませんが、よく見るとそれぞれ表情が違います。
展示ケース内の左側の2面は笑顔です。

 

行道面 菩薩 その24
快慶作 鎌倉時代・建仁元年(1201) 兵庫・浄土寺蔵
行道面 菩薩 その24 横から見た様子

 

行道面 菩薩 その25
快慶作 鎌倉時代・建仁元年(1201) 兵庫・浄土寺蔵
 

 

「行道面 菩薩 その24」は上下の歯を見せて微笑んでいるようです。横から見ると、歯がしっかりとあらわされているのがわかるはずです。
「行道面 菩薩 その25」も口元に歯と思われる白い部分があり、目も笑っています。

一方、こちらの2面はどうでしょうか。

 

行道面 菩薩 その14
快慶作 鎌倉時代・建仁元年(1201) 兵庫・浄土寺蔵
行道面 菩薩 その5
快慶作 鎌倉時代・建仁元年(1201) 兵庫・浄土寺蔵

 

「行道面 菩薩 その14」は口がうっすらと開いてはいるものの、笑顔とはいいがたい表情です。顎のあたりがすっきりとしたようにも見えますね。
「行道面 菩薩 その5」はほかに比べて頬や顎のあたりが少しふっくらとし、落ち着いて見えます。

表情がいろいろだということ、感じていただけたでしょうか。
さらに近づいてみましょう。


行道面 菩薩 その25 左眉部分

眉の部分がくりぬかれていることが見えるはずです。
目の孔だけでは、面をつけた時に視野が狭いのですが、眉も開いているとよく見え、息もしやすいのでしょう。
仮面をつけて練り歩くことを考えれば実用的な工夫のように思いますが、なぜかほかに眉の輪郭にそって全体をくり抜いた面は知られません。

この菩薩面が伝わった、兵庫県の浄土寺は、快慶の阿弥陀三尊像でよく知られています。
菩薩面もまた、快慶のもとで複数の仏師が制作したものと考えられます。
顎のあたりがすっきりとしているとご紹介した菩薩面には快慶らしさが感じられます。
ふっくらとして落ち着いた菩薩面は運慶や康慶に近い雰囲気といえるかもしれません。

人々の声や音楽のなか、表情豊かな二十五菩薩がそろって練り歩く法会はきっと、にぎやかだったことでしょう。
特集「行道面 ほとけを演じるための仮面」では、ほかにもたくさんの種類の面を展示しています。
近づいてじっくり、また法会で使われている様子を想像しながらご覧ください。

 

カテゴリ:特集・特別公開

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posted by 川岸 瀬里(教育普及室長) at 2024年04月17日 (水)

 

特別展「法然と極楽浄土」が開幕しました!

本日4月16日(火)から、平成館で特別展「法然と極楽浄土」が開幕しました。

平成館入口法然展看板
特別展「法然と極楽浄土」会場入口

今年、浄土宗開宗850年を迎えることを機に、全国の浄土宗各派のご協力を得て名宝が集結!
法然(ほうねん)による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの歴史を通覧できる初めての機会となります。

第1章「法然とその時代」 法然上人像の展示風景
第1章「法然とその時代」 法然上人像の展示風景
(注)会期中展示替えあり 


法然(1133~1212)は、「南無阿弥陀仏」と称(とな)えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は東京、京都、九州の3会場を巡回し、それぞれの地域ゆかりの宝物もご覧いただけます。最初に開幕する東京会場の見どころの一部をご紹介します。


関東の浄土宗寺院に注目!

五百羅漢図の展示風景
五百羅漢図(ごひゃくらかんず) 狩野一信筆 江戸時代・19世紀 東京・増上寺蔵
(注)会期中全100幅のうち、24幅を展示予定(展示替えあり)


祐天上人坐像の展示風景
祐天上人坐像(ゆうてんしょうにんざぞう) 竹崎石見作 江戸時代・享保4年(1719) 東京・祐天寺蔵
通期展示


東京会場では、中世の古刹(こさつ)である鎌倉市の光明寺(こうみょうじ)、徳川家康が菩提所に定めた港区の増上寺(ぞうじょうじ)、将軍家ゆかりの茨城県常総市の弘経寺(ぐぎょうじ)、目黒区の祐天寺(ゆうてんじ)など、関東浄土宗寺院の宝物にも注目してご紹介します。


スケールの大きな展示!


仏涅槃群像(ぶつねはんぐんぞう)
仏涅槃群像(ぶつねはんぐんぞう) 江戸時代・17世紀 香川・法然寺蔵
通期展示 

「仏涅槃群像」は、通常絵画として表される釈迦入滅の場面を、群像で立体的に表している作品です。多数の像のうち、東京会場では2メートルを超える大きさの涅槃像と、羅漢、八部衆、動物など26体を展示します。
「仏涅槃群像」は写真撮影可能となっておりますので、群像の世界に入り込んだような感覚で記念撮影もお楽しみいただけます。


他にも、東京初公開である国宝「綴織當麻曼陀羅」(中国・唐または奈良時代・8世紀、奈良・當麻寺蔵、4月16日(火)~5月6日(月・休)展示)や、修理後初公開の国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」(鎌倉時代・14世紀、京都・知恩院蔵、4月16日(火)~5月12日(日)展示)など、浄土宗を代表する名品をご覧いただける貴重な機会です。
(注)「曼陀羅」の表記について、本展では奈良・當麻寺蔵の作品は「陀」の字を使用しています。


西村さん取材会風景
本展東京会場は、アーティストで浄土宗僧侶でもある西村宏堂さんに広報サポーターを務めていただいています。


ガイド案内看板
特別展といえば、音声ガイドも楽しみのひとつ!本展の音声ガイドナビゲーターは、歌舞伎俳優の松本幸四郎さん、市川染五郎さんです。

会期は6月9日(日)まで(会期中、展示替えがあります)。
展示作品リストは当館ウェブサイトからもご覧いただけます。
特別展「法然と極楽浄土」 作品リストに移動する

今後、1089ブログで本展担当研究員が本展の見どころをご紹介していきますのでお楽しみに!

 

カテゴリ:「法然と極楽浄土」

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posted by 苅米紀子(広報室) at 2024年04月16日 (火)

 

踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト 「埴輪 踊る人々」修理報告4

当館を代表する名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」を、皆様からの寄附で未来につなぐ「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」。
いただいたご寄附で修理が進む様子をシリーズでお知らせしています。

前回のブログ「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト 「埴輪 踊る人々」修理報告 3」で、ご紹介した亀裂等の充填・強化を行う補修作業を終えた埴輪は、補修部分に色を施す「補彩」の工程に移っています。

作業を行う部屋では、補修の進んだ埴輪(背が高い方)が私たちを待っていました。

補修中の埴輪 踊る人々の写真
前回よりもさらに補修も進み、準備万端

「あれ? 鼻先にも補修? 鼻が高くなるの?」と思われた方、いらっしゃいますでしょうか?

補修中の埴輪 踊る人々の写真。鼻の部分が石膏で補修されている。
【衝撃】踊る埴輪、付け鼻疑惑?

いえいえ、この鼻の部分も以前は石膏で形が補われていた部分。
今回の修理では一旦除去されたうえで、エポキシ樹脂(化学反応で固まるプラスチックの一種。詳しくは前回修理報告ブログをご参照)で再度補われています。
高くはなっていませんが、ちょっと美鼻になったかもしれません。

埴輪 踊る人々、補修前の写真
修理前の写真。よく見ると、鼻先部分の色や質感が違いますね。

「まだ付いていない右手の方が気になる…」という方もいらっしゃいますでしょうか?
右手は胴体と接する部分がもともと欠損しており、今回は取り外して修理が進められていました。
最終的にお腹に沿わせる形となるため、補彩作業後にあらためて接合されることになります。

さて、前置きはこのぐらいにして、実際の補彩作業をご覧いただきましょう。


「埴輪 踊る人」の補彩の様子

いかがでしょう?「やっぱり、はみ出ないんですね…」とは、撮影クルーが思わずこぼした一言。
はみ出ません。見事に補修箇所のみをとらえて色を補っていく筆づかいにはただただ脱帽です。

使っているのは、アクリル絵具と岩絵具。
アクリル絵具で下地を塗り、さらに岩絵具をアクリル絵具で溶いたもので仕上げていきます。
鉱物などを砕いてつくられる岩絵具は粒が粗いものもあり、アクリル絵具だけでは得られない質感が加わるそうです。

私の目には、みるみるうちに周囲との差が分からなくなっていくのですが、お話をお聞きすると、補彩の際には、鑑賞の妨げとならないよう全体のイメージに統一感を持たせつつも、じっくりと見れば補彩した場所が「わかるように」しているそうです。

???
…補彩した場所が「わからないように」ではなく、「わかるように」?
どうせ修理するなら…とつい思ってしまいますが、あえてそうしない理由があるそうです。

今回のような埴輪の場合は、どこまでがオリジナルで、どこが補修されていて、どこが後で補われたのか、ということも大切な情報。後世に手が加えられた場所が分かるように、あえて「わかるように」しているのです。
また、これには将来の再修理を考えて、という側面もあります。文化財は時を超えて受け継がれていくもの。この先の未来で再度修理が必要となった際に、どこが補修箇所であるか分かるようになっていれば、安全な修理の助けとなります。

ちなみに、修理技術者の方によると、「(補彩箇所を)わからなくするよりも、わかるようにする方が難しいです」とのこと。
絶妙なバランスでの仕上がりを、展示の際にはご注目ください。

***

今回はその他に、展示の際に使われる支持具のチェックも行われました。

従来、「埴輪 踊る人々」は、板に固定された棒状の支持具に「綿布団」と呼ばれる緩衝材を巻き、そこに円筒部分をかぶせる形で展示していました。
しかし、このやり方には経験に基づくコツが必要で、綿布団が薄すぎると安定せず、厚すぎると中からの圧力で埴輪に負担をかけることが危惧されていました。

そこで、今回は埴輪そのものの修理だけでなく、安全に取扱うことができるようにするための支持具の作成も並行して進められました。
完成した支持具がこの写真です。


ロケットのような形をした支持具

…あれ?…金物になっただけ?
さにあらずさにあらず。埴輪の側を下から覗いてみてください。

埴輪 踊る人々の底面の写真
埴輪 踊る人々の底面の写真。指示具の形に合った穴があいている。
埴輪の円筒部分にも支持具が埋め込まれています。

こちらの支持具は、「埴輪 踊る人々」の円筒部分が、もともと欠損しており後から補われていることを利用し、当館研究員と修理工房が力を合わせて考案した、こだわりの特別仕様!
埴輪の円筒部分に埋め込まれた凹部に、展示台側に固定した凸部を差し込むことで、埴輪本体に負荷をかけることなく、容易に安全な展示をすることが可能となりました。

指示具に合わせて埴輪 踊る人々を立てている写真
凹凸がスポっとはまります!

さらに、展示具を埋め込んだことで低重心となり、より安定性も増すというスグレモノであります!
修理前は取り扱いが難しく、人気者にも関わらず東京国立博物館外での展示が難しかった彼らですが、今後は館外での活躍が増えるかもしれませんね。

***

今回ご紹介した補彩作業が終了すれば、皆様のご支援のもとで実現した修理はひとまずこれで完了。
いよいよ2体の埴輪は東京国立博物館へと、戻ってまいります。
修理後の姿を早くお見せしたいところですが、修理を手術と考えれば、まだ当面は退院してきたばかりの患者さんのようなもの。
しばらくの間は、温度や湿度が管理された収蔵庫でゆっくりとお休みしてもらい、博物館の環境に十分慣れたところで、初展示を迎えることになります。

全4回にわたってお付き合いをいただいた、「埴輪 踊る人々」の修理レポートも今回で終了となりますが、皆様のご支援のもと大切な文化財を次の世代へと伝えるために丁寧に行われた修理現場の様子を、少しでもお伝えできていたなら幸いです。
なお、今回の修理プロジェクトのもう一つの対象、「見返り美人図」の修理はまだまだ始まったばかり。ぜひ、引き続き進捗を見守っていただけましたら幸いです。

最後になりましたが、このたびご支援・ご協力をいただきました皆様に、いま一度御礼を申し上げます。
修理後の展示時期等の詳細はまたあらためて、ご案内させていただきます。
修理を終え、よろこびの舞を踊る(?)埴輪のお披露目まで、どうぞ今しばらくお待ちください。
 

カテゴリ:保存と修理

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posted by 田村淳朗(総務部) at 2024年04月12日 (金)

 

特別展「中尊寺金色堂」20万人達成!

開催中の建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(4月14日(日)まで)は、4月2日(火)午後、来場者20万人を突破しました。

これを記念し、千葉市からお越しの宮内さん親子に、当館館長の藤原誠より記念品を贈呈いたしました。
 
記念品贈呈の様子。宮内さん親子(中央、右)と藤原館長(左)
 
お嬢様の中学校の先生からのお勧めもあって、春休みにお二人でご来館されたとのことです。
 
本展の会期も残り2週間となりました。
東京で中尊寺金色堂の輝かしい国宝仏像をご覧いただけるのもあとわずかです。
どうぞお見逃しなく!
 

カテゴリ:「中尊寺金色堂」

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posted by 天野史郎(広報室) at 2024年04月02日 (火)

 

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