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平成25年 新指定の国宝・重要文化財を展示します!

平成25年に国から新たに国宝、重要文化財の指定を受けた有形文化財が、特集陳列「平成25年 新指定 国宝・重要文化財」(2013年4月16日(火)~5月6日(月・休) 本館特別1・2室)で展示されます。

木造不動明王及二童子立像
国宝 木造不動明王立像 運慶作 鎌倉時代・文治2年(1186) 静岡・願成就院蔵

今回は、彫刻2件、書跡典籍1件の計3件が国宝に、また、絵画10件、彫刻9件、工芸7件、書跡典籍6件、古文書5件、
考古9件、歴史資料4件の計50件が重要文化財の指定を受けました。特集陳列では、これら53件のうち49件を展示します(残り4件はパネルでご紹介します)。

重要文化財 木造天王立像(滋賀・天満神社蔵)は本館11室(彫刻)で展示されます。
詳しくは、展示作品リストをご覧ください。


東京国立博物館所蔵品からも、次の2件が重要文化財の指定を受けました。

黒綸子地若松紅葉鹿小花文様絞繍小袖 嘉元記
(左)重要文化財 黒綸子地若松紅葉鹿小花文様絞繍小袖 江戸時代・17世紀
(右)重要文化財 嘉元記(部分) 南北朝時代・14世紀

後世に伝えるべき国民の財産として、新たに指定を受けたこれらを間近でご鑑賞いただき、
日本の美術、日本の文化をご堪能ください。

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posted by 宇野裕喜(広報室) at 2013年04月12日 (金)