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教育普及スペース みどりのライオン 制作工程模型展示「悉皆金色(しっかいこんじき)―阿弥陀如来像ができるまで」

制作工程模型展示「悉皆金色(しっかいこんじき)―阿弥陀如来像ができるまで」
本館20室・教育普及スペース みどりのライオン 2011年1月2日(日)~4月3日(日)
  描かれた仏様の全身が金色に輝くさまを、「悉皆金色(しっかいこんじき)」といいます。これは、金泥を塗った上にさらに細く切った金箔で細かい文様をあらわして表現します。

   当館で所蔵する「阿弥陀如来像(2011年1月2日(日)~2月6日(日)まで本館3室で展示)」を題材として、悉皆金色の効果がどのような技法を使って表現されるのか、工程を5段階に分けた模型を展示いたします。

   平成20年度「裏彩色」、平成21年度「截金」に続く第三弾となる絵画の制作工程模型と、制作に使用した材料や道具類を展示し、「悉皆金色」の表現がどのような工程を経て作られたのかをご覧いただきます。

 

制作風景
金泥と膠を指で練ります          
制作風景
金泥は何度も薄く塗り重ねます
 
関連事業

ギャラリートーク「悉皆金色(しっかいこんじき)」
日程:2011年2月2日(水)、11日(金・祝)、17日(木)、3月2日(水)、13日(日)、17日(木)
時間:15:30~16:00
解説者:東京芸術大学学生ボランティア 文化財保存学専攻(保存修復日本画) 武田 裕子