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特別展「国宝 阿修羅展」 入場者80万人達成

阿修羅展80万人
左から、多川良俊執事、井口眞里さんとご両親、佐藤禎一館長
2009年6月2日(火) 東京国立博物館平成館にて
当館で開催中の興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」の入場者が、2009年6月2日(火) 午前、80万人目に達しました。

「国宝 阿修羅展」は80万人目の入場者をお迎えいたしました。
東京都大田区からお越しの会社員・井口眞里(41歳)さんです。会期前から楽しみにしていたとのことで、ご両親と3人で来館されました。井口さんはお寺 を訪ねたり仏像を見たりすることが好きなのだそうです。「阿修羅像を見るのははじめてです。いにしえから信仰されてきた重みを体感したい」とおっしゃって いました。
「360度から見られることはたぶんもうないのではないかと思って、楽しみにしてきました」と、にこやかに会場に向かわれました。
井口さんには記念に展覧会図録とTシャツなどのグッズ、さらに興福寺貫首・多川俊映師による色紙「錯集成文」(錯(まじ)り集り文(あや)を成(な)す  「種々さまざまなものが集るその中にこそ美しさがある」の意 『菜根譚』後集五五の一句)が、興福寺執事・多川良俊師より手渡されました。

興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」は、2009年6月7日(日)まで開催しています。
6月2日(火)~7日(日)まで連日夜8時まで開館いたします。