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アイヌの生業

  • 『木綿製上衣 北海道アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈 (2008年5月18日(日)まで展示)』の画像

    木綿製上衣 北海道アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈 (2008年5月18日(日)まで展示)

    本館 15室
    2008年4月1日(火) ~ 2008年6月29日(日)

     アイヌの人びとは、北海道本島や周辺の島じまの厳しい自然のなかで暮らしていました。自然を神とあがめ、自然と共生し、狩猟・漁撈・山菜採取あるいは農耕による暮らしを営んでいました。狩猟の対象はヒグマやエゾシカ、ウサギ、キツネ、タヌキ、オジロワシ、オオワシなどで、それぞれの家独特の矢毒を塗った弓矢や槍などを用いました。ワシ類の羽根は交易品として利用されました。彼らは、日々の暮らしの中で機織(はたおり)具をつかって独特な衣服をつくり、多彩な刺繍をほどこしていました。

      今回の特集陳列では、狩猟具や機織の際のさまざまな道具や、生活のなかで着用した衣服、木製の器など、生活に密着した資料をもとに、アイヌの人びとの生業の様子を紹介いたします。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
船模型 北海道アイヌ 19世紀 北海道管理局寄贈
アットゥシ 北海道アイヌ 19世紀 (2008年5月18日(日)まで展示)
帯織機 北海道アイヌ 19世紀 博覧会事務局引継
 沿海地方 19世紀 黒龍江地学協会寄贈
矢筒・矢 北海道アイヌ 19世紀 北海道管理局寄贈
マキリ 北海道アイヌ 19世紀 博覧会事務局引継