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日本の博物学シリーズ 日本の城郭

  • 『重要文化財 旧江戸城写真帖 本丸北詰渡門内水道図 蜷川式胤編 横山松三郎撮影 高橋由一彩色 明治時代・19世紀 (2006年7月19日(水)、8月8日(火)に頁替)』の画像

    重要文化財 旧江戸城写真帖 本丸北詰渡門内水道図 蜷川式胤編 横山松三郎撮影 高橋由一彩色 明治時代・19世紀 (2006年7月19日(水)、8月8日(火)に頁替)

    本館 16室
    2006年6月27日(火) ~ 2006年8月20日(日)

     近世の城郭は、城下町の人々にとってまさに町の象徴でした。その多くは明治維新以後取り壊されてしまいましたが、近年各地で復元が試みられています。日本最大規模の江戸城については、徳川家康の関東入封(にゅうふう)以前の様子を描いた「長禄年間之江戸略図」、明暦の大火前の「江戸城天守閣図」や、取り壊し直前に撮影された「旧江戸城写真帖」(重文)などによって失われた江戸城の姿を再現します。また奥絵師・狩野晴川院(かのうせいせんいん:養信1796-1846)らの手になる華麗な「江戸城障壁画下絵」や、その制作過程が知られる晴川院自筆の「公用日記」などを紹介します。さらに、全国各地の特色ある近世城郭の構造を、彩色の絵図や古写真によって通覧します。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
太田道灌江戸居城図 江戸時代・文化14年(1817) (2006年7月25日(火)から)
重要文化財 旧江戸城写真帖 蜷川式胤編 横山松三郎撮影 高橋由一彩色 明治時代・19世紀 (2006年7月19日(水)、8月8日(火)に頁替)
小田原城図 江戸時代・文化14年(1817) (2006年7月25日(火)から)
唐津城図 江戸時代・19世紀 (2006年7月25日(火)から)
赤穂城図 江戸時代・19世紀 (2006年7月25日(火)から)
伊勢国亀山城図 江戸時代・19世紀 (2006年7月25日(火)から)
備中松山城図 江戸時代・19世紀 (2006年7月25日(火)から)