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アイヌの暮らし

  • 『マキリ 北海道アイヌ 19世紀 徳川頼貞氏寄贈』の画像

    マキリ 北海道アイヌ 19世紀 徳川頼貞氏寄贈

    本館 15室
    2007年3月6日(火) ~ 2007年5月27日(日)

     アイヌの人びとは、北海道島や周辺の島々の厳しい自然のなかで暮らしていました。自然を神とあがめ、自然と共生した暮らしを営んでいました。チセと呼ばれる平地式の住居を中心に、倉庫、飼育檻(おり)、祭壇、便所などが1つの単位となっていました。男性は狩猟具の手入れやマキリを用いてイクパスイ・イナウなどの祭祀用具をつくり、女性は着物やゴザの製作や食事の支度などをおこなっていました。

      今回の特集陳列では、さまざまな形の機織具とそれを用いて製作された衣服や布、漁撈具(ぎょろうぐ)や木製の器など、生活に密着した資料をもとにアイヌの人びとの暮らしぶりを紹介いたします。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
船模型 北海道アイヌ 19世紀 北海道管理局寄贈
アットゥシ 北海道アイヌ 19世紀
帯織機 北海道アイヌ 19世紀 博覧会事務局引継
イクパスイ 北海道アイヌ 19世紀
マキリ 北海道アイヌ 19世紀 徳川頼貞氏寄贈