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お雛様と人形

  • 『立雛(次郎左衛門頭) 江戸時代・18世紀』の画像

    立雛(次郎左衛門頭) 江戸時代・18世紀

    本館 14室
    2007年2月27日(火) ~ 2007年4月8日(日)

      旧暦3月3日の桃の節句に、宮廷行事にちなんで行われるようになったひな祭り。もともとは、人形にまじないをかけて川に流すことによって無病息災を願ったと言われています。江戸時代には紙でできた愛らしい立雛、宮廷貴族風の衣裳をまとった坐雛である室町雛・寛永雛・享保雛、また上方で流行した丸顔が特徴の次郎左衛門雛、江戸で流行した面長の古今雛など、さまざまな雛人形が庶民の家庭に飾られ、少女たちの健やかな成長をお祝いするようになりました。当館では、江戸時代後期の雛人形を中心に、2007年も恒例の雛人形の数々を展示いたします。そのほか、今回は、京都で製作され、宮廷で贈り物に用いられた童子姿のお人形、御所人形を併せて展示いたします。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
紫檀象牙細工蒔絵雛道具 江戸時代・19世紀 三谷てい氏寄贈
内裏雛 江戸時代・19世紀 個人蔵
立雛(次郎左衛門頭) 江戸時代・18世紀