2005年5月24日(火) ~ 2005年6月19日(日)
優れた文化財を収集し保管することは、博物館の大切な役目です。そもそも東京国立博物館は、11万件を超える収蔵品を誇る日本最古の博物館ですが、日本と東洋の考古・美術を体系的に展示するためには、現在の収蔵品だけでは決して十分ではありません。当館では毎年購入や篤志家からのご寄贈によって収蔵品をより充実させています。今回は平成16年度に新たに当館の収蔵品となった文化財から、源頼朝書状(重要文化財)、宣房本三十六歌仙絵巻断簡(清原元輔)、「椅子によりて」 北蓮城筆(中御門宜子氏・内田溢子氏・内藤政武氏・柳原從光氏・内藤政忠氏寄贈)などの作品をご紹介します。