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弘法大師入唐1200年記念「空海と高野山」

弘法大師入唐1200年記念「空海と高野山」 / 平成館 特別展示室   2004年4月6日(火) ~ 2004年5月16日(日)

  
重要文化財 両界曼荼羅図 胎蔵界曼荼羅図(部分) 金剛峯寺蔵

弘法大師空海と真言密教の根拠地である高野山の歴史を振り返るとともに、高野一山に花開いた仏教美術の全貌を紹介します。

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開催概要
会  期 2004年4月6日(火)~2004年5月16日(日)
会  場 東京国立博物館 平成館 (上野公園)
開館時間 9:30~17:00 毎週金曜日は20:00まで、土・日・祝・休日は18:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし5月3日(月)は開館)、5月6日は休館
観覧料金 一般1300円(1100円/950円)、大学生900円(800円/510円)
高校生800円(700円/450円)、小・中学生無料
( )内は前売り/20名以上の団体料金
障害者とその介護者一名は無料です。入館の際に障害者手帳などをご提示ください。
前売券は東京国立博物館正門観覧券売場(休館日を除く)、及びチケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、サークルK、サンクス、JR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ、JTB、イープラス等の主要プレイガイドにて発売中(2004年4月5日まで)
「ヴァチカン美術館所蔵 古代ローマ彫刻展」(2004年3月2日~5月30日 国立西洋美術館)とのお得な2館共通券発売中。
詳しくはhttp://www.nhk-p.co.jp/をご覧ください。
交  通 JR上野駅公園口・鶯谷駅より徒歩10分
営団地下鉄日比谷線・銀座線上野駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
主  催 東京国立博物館、高野山真言宗総本山金剛峯寺、財団法人高野山文化財保存会、NHK、NHKプロモーション
後 援 文化庁
特別協賛 南海電気鉄道株式会社
協 賛 日本写真印刷株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社アーテファクトリー
協 力 日本通運、セラーテムテクノロジー
制作協力 NHKきんきメディアプラン
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会ホームページ http://www.nhk-p.co.jp/kukai/
展覧会ホームページは会期終了時をもって終了いたしました。
関連事業
記念講演会「日本の密教思想」
平成館大講堂 2004/4/10 受付終了
記念講演会「高野山の仏教彫刻」
平成館大講堂 2004/4/24 受付終了
巡回予定
和歌山県立博物館 2004年10月9日(土)~11月23日(火・祝)
展示会の構成と主な展示作品
第一章 空海と高野山の歴史 展示作品一覧へ
密教という新しい宗教の根拠地をさがしていた空海は、弘仁7年(816)にいたって高野山をその地と定めました。以来、まもなく1200年を迎えようとしています。いまでこそ山岳霊場として全国にその名を知られていますが、長い星霜の間には、いくたの盛衰と信仰の変化がありました。このコーナーでは、空海自筆の書跡をはじめ、高野山の景観を描いた屏風、美福門院奉納の一切経、西行・源頼朝書状など、それぞれの時代の歴史的状況をしのばせる作品を展示します。
国宝 聾瞽指帰 弘法大師筆
図版掲載部分(上巻)は4/25(日)まで展示)
主な出品作品
国宝 聾瞽指帰 弘法大師筆 平安時代 金剛峯寺蔵 上巻:~4/25 下巻:4/27~
国宝 諸尊仏龕 唐時代 金剛峯寺蔵
重要文化財 飛行三鈷杵 平安時代 金剛峯寺蔵
重要文化財 弘法大師・丹生高野両明神像(問答講本尊) 鎌倉時代 金剛峯寺蔵
国宝 宝簡集・続宝簡集・又続宝簡集の内 宝簡集 源頼朝書状 鎌倉時代 金剛峯寺蔵 ~4/25
重要文化財 高野大師行状図画 巻第二、三 鎌倉時代 地蔵院蔵 巻第二:~4/25 巻第三:4/27~
 
第二章 空海の思想と密教のかたち 展示作品一覧へ
空海は修行時代から密教経典の重要性に気づき、唐に渡って恵果阿闍梨のもとで奥義をきわめました。密教は、仏・菩薩をはじめとするあらゆる存在が大日如来に包み込まれるという特異な考え方に立つ総合宗教です。曼荼羅に代表されるように、図形や造形のはたらきを重視することもその大きな特色です。このコーナーでは、空海の宗教的実践や思想の軌跡を示す作品、および密教独特の各種の曼荼羅や明王像、初期密教法具などを集めています。
重要文化財 両界曼荼羅図 胎蔵界曼荼羅図
主な出品作品
重要文化財 両界曼荼羅図 平安時代 金剛峯寺蔵
重要文化財 密教法具 八口 唐および平安時代 金剛峯寺蔵
重要文化財 大日如来坐像(元西塔安置) 平安時代 金剛峯寺蔵
国宝 伝船中湧現観音像 平安時代 竜光院蔵 ~4/25
 
第三章 信仰の重なりとその美術 展示作品一覧へ
高野山では、空海のあとも真言宗総本山として密教の正統が受け継がれてゆきました。儀礼や年中行事も整備されるに従い本尊像・経典・法具類が整えられ、密教美術の本流が築かれました。また、高野山を浄土ととらえる信仰が広がるにつれて、弥勒信仰や阿弥陀信仰などの浄土教思想も流入し、さまざまな思想・信仰の重なる一大霊場とあおがれました。このコーナーでは、こうした諸信仰の重なりが生み出した美術作品をながめてみます。
重要文化財 孔雀明王坐像 快慶作
主な出品作品
国宝 八大童子立像 八躯 運慶作 鎌倉時代 金剛峯寺蔵
国宝 仏涅槃図 平安時代 金剛峯寺蔵 4/27~
秘密儀式灌頂法具の内 平安末~鎌倉時代 竜光院蔵
重要文化財 孔雀明王坐像 快慶作 鎌倉時代 金剛峯寺蔵
 
第四章 山の正倉院 展示作品一覧へ
高野山には、長い歴史を通じて、山の外からも数多くの文化財が持ち込まれ保存されてきました。歴史的文化財や宝物に価値を認め、後世に伝えようとする持続的意思と基盤が高野山にはあるとみなされてきたのです。日本文化史のなかで果たした役割は、山の正倉院にたとえることができるでしょう。奈良写経、漢詩文集、天台美術、請来仏画など、国宝を多く含む重要な美術作品をここで取り上げ、高野山の文化財保存の機能を検証します。
国宝 阿弥陀聖衆来迎図
(4月25日(日)まで展示)
主な出品作品
国宝 阿弥陀聖衆来迎図 平安時代 有志八幡講十八箇院蔵 ~4/25
重要文化財 梵本大般涅槃経断簡 唐時代 宝寿院蔵
国宝 澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃 平安時代 金剛峯寺蔵
楊柳観音像 高麗時代 宝寿院蔵 4/27~
 
第五章 近世の高野山 展示作品一覧へ
豊臣秀吉による高野山攻撃を辛くもかわした高野山は、江戸時代になると幕府の統制化に入り、宿坊制度や本末関係を確立してゆきます。大名家との関係も中世後半からしだいに密になって近世には定着するにいたり、その関係をもとに絵師の来山も多くなります。このコーナーでは、中尊寺経や高麗版一切経など近世初期の武将たちが奉納したとされる諸経典とともに、高野山に残る近世絵画の中から武家肖像や障屏画の優品を選んで展示します。
国宝
山水人物図の内 山亭雅会図 池大雅筆
主な出品作品
釈迦三尊像 三幅 狩野探幽筆 江戸時代 宝寿院蔵
重要文化財
浅井長政夫人像(お市の方)
 桃山時代 持明院蔵
国宝
 紺紙金銀字一切経(中尊寺経) 四二九六巻の内 大集経 巻第二十一
 平安時代 金剛峯寺蔵 4/27~
国宝 山水人物図の内 山亭雅会図 池大雅筆 江戸時代 遍照光院蔵