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不孤斎が愛した小さな器―茶入・振出・香合

  • 『祥瑞茄子形香合 中国・景徳鎮窯中国 明時代・17世紀 広田松繁氏寄贈』の画像

    祥瑞茄子形香合 中国・景徳鎮窯中国 明時代・17世紀 広田松繁氏寄贈

    東洋館 5室
    2015年8月18日(火) ~ 2015年12月23日(水・祝)

    古美術商の広田松繁(不孤斎 1897~1973)は日本を代表する古美術店の一つ、壺中居を創立した人物です。そして、昭和47年(1972)に500点近くにのぼる収集品を博物館に寄贈されました。その中心を占めるのは第一級の中国陶磁であり、横河コレクションとならび、東京国立博物館の東洋陶磁コレクションの中核を担っています。
    
    ここでは、そのなかから茶の湯に精通した不孤斎がとくに愛玩した薄茶器や振出、香合など、小さくて愛らしい作品をまとめて紹介いたします。また、不孤斎が仕立てた仕覆や包裂、箱もあわせてお楽しみください。
    
    
    

    担当研究員の一言

    5室 中国の染織では「名物裂」も展示中(~10/12)。あわせてお楽しみください。/三笠景子

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
万暦赤絵樹下人物文茶入 中国・景徳鎮窯「大明万暦年製」銘中国 明時代・万暦年間(1573~1620年) 広田松繁氏寄贈
祥瑞茄子形香合 中国・景徳鎮窯中国 明時代・17世紀 広田松繁氏寄贈