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考古学ミニチュア【第2集】6種完全版BOX 販売開始!


左から 三角縁五神四獣鏡、火焔型土器、埴輪 挂甲の武人、みみずく土偶、中広形銅矛・中広形銅戈、土偶

学校の教科書などでもおなじみ、東京国立博物館に収蔵されている土偶、銅矛、埴輪などの古代の発掘品の数々を精巧なミニチュアフィギュアにしました。博物館のオフィシャルグッズであり、記念品やお土産としても最適です。石に近い質感をもつポリストーンによる重厚な仕上がり。実物取材にもとづき、出土品の古びた表面、ヒビ、欠けなどまで精巧に再現。また普段の展示では見ることができない部分も造形、塗装されています。

 

商品名
考古学ミニチュア【第2集】6種完全版
監修
東京国立博物館
製作
海洋堂
販売場所
東京国立博物館内ミュージアムショップ
同ネットショップ
価格
3,980円(税別)
発売日
2014年11月14日(金)~
 

 

考古学ミニチュア【第2集】6種完全版BOX ラインナップ

土偶
山梨県笛吹市御坂町上黒駒出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年
原品:25.4cm 
縄文時代のはじまりとともに素朴な女性像として生まれた土偶は、中期になるとさまざまな顔や姿形の立像が作られ始めました。その一つが何かのしぐさを表したポーズ土偶で、当時のひとびとの祈りや願いの姿を教えてくれるものです。この山猫を思わせる風貌をもつ土偶は、三本指で表現された左手を胸にあてています。

 

重要文化財 みみずく土偶
埼玉県さいたま市岩槻区 真福寺貝塚出土 縄文時代(後期)・前2000~前1000年
原品:20.5cm 
極端にデフォルメされた愛らしい顔の表現が、鳥のみみずくに似ていたことから、みみずく土偶と呼ばれています。耳にある丸い表現は耳飾り、頭部の突起は結った髪や櫛をさしている様子を表していると考えられています。土偶の身体表現は、縄文時代のひとびとの髪型や服装をうかがう一つの材料になっています。

 

火焔型土器壺
伝新潟県長岡市馬高出土 縄文時代(中期)・前3000~前2000年
原品:30.5cm 
縄文土器は粘土を器の形にして焼き上げた焼き物で、もっとも数多く作られた縄文時代を代表する道具です。中期になると土器は立体的に飾られるようになり、その中でも著名な例は、燃え盛る焔のような装飾から火焔型土器と名づけられた深鉢形土器です。当時の人びとのもつ放胆な造形力が遺憾なく発揮されています。

 

中広形銅矛(左)
伝福岡県八女郡広川町藤田字天神浦出土 弥生時代(中期)・前2~前1世紀
原品:84.4cm 
中広形銅戈(右)
福岡県田川郡糸田町宮山出土 弥生時代(中期)・前2~前1世紀
原品:38.7cm 
朝鮮半島から伝わった矛・戈・剣の武器形祭器は、当初墓の副葬品として出土することから威信財として用いられました。中期になると青銅器の国産化がはじまり、これに少し遅れる形で武器形祭器の埋納もはじまります。武器形祭器は薄く大型になり埋納されることからも祭器としての性格をより一層強めていったと考えられています。

 

国宝 埴輪 挂甲の武人
群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀
原品:130.5cm 
右手を大刀に伸ばし、左手に弓を持って立ち、背中には靫(ゆき)と呼ぶ矢を入れる武具を背負っています。頭に冑をかぶり、全身を小さな鉄板を連結した甲(よろい)で身をかためた厳めしさとは対照的に、顔はとても穏やかな表情をしています。この甲は挂甲と呼ばれ、当時の豪族などの上級武人や王が身につけたものと考えられています。

 

重要文化財 三角縁五神四獣鏡
群馬県前橋市広瀬町 前橋天神山古墳出土 古墳時代・4世紀
原品:22.35cm 
縁の断面形が三角形の三角縁神獣鏡は、日本列島でこれまでに約500面見つかっています。景初、正始など魏(中国・220~265)の年号が刻まれたものがあることから、卑弥呼が魏からもらった「銅鏡」ではないかと考えられています。しかし、これまでに中国では出土していないことから、日本列島で作られたと考える意見もあります。

 

 

考古学ミニチュア【第1集】 カプセルフィギュアこちら

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