本館 19室
2014年4月15日(火) ~ 2015年4月5日(日)
「突起装飾坏」は青い斑点文があしらわれたガラスの器です。
一見かわいらしい作品ですが、事前調査を通じて、非常に薄く作られていることや高台がたいへん変わった形をしていること、さらに当初は表面に銀を用いた装飾が施されていた可能性などが明らかになりました。
調査に基づき、ガラス制作と表面装飾をいくつかの異なる方法で試みてみました。それぞれの制作結果を比べながらご覧いただき、「突起装飾坏」がどうやって作られ、当初どのような姿をしたいたのか、思いを馳せていただければ幸いです。
制作した東京藝術大学大学院インターンによるギャラリートーク等も予定しています。
原品「突起装飾坏」は、東洋館10室 朝鮮の磨製石器と金属器(2014年4月8日(火)~2015年4月5日(日))にて展示中。