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憧れの毛織物 カシミヤ・ショールの歴史

憧れの毛織物 カシミヤ・ショールの歴史 / 東洋館 13室   2013年12月3日(火) ~ 2014年3月9日(日)

  
亀甲繋ぎ文様切嵌刺繍カシミヤ(部分) インド・カシミール 18~19世紀

カシミヤ・ショールは、インド北西部カシミール地方で放牧されたカシミヤ山羊の毛を紡ぎ、細くつややかな毛糸をさまざまな色に染め綴織(つづれおり)で文様(もんよう)を表わした最高品質の毛織物です。ムガル王朝の王族たちが着用したカシミヤ・ショールは、ヨーロッパ諸国がインドを行き来するようになって以降、イギリスやフランスなどヨーロッパ諸国で人気が高まりました。そこでインドではヨーロッパ好みのペイズリー柄を複雑に織り出したショールが製作され、東インド会社を通して盛んに輸出されるようになりました。

本展では、当館所蔵のヨーロッパ好みのカシミヤ・ショールのほか、平山郁夫シルクロード美術館に所蔵される、17世紀頃インド王侯が用いたと考えられる初期の作例や、19世紀前半の色鮮やかなデザインをもつ優品を合わせて展示いたしました。本展において、カシミヤ・ショールのすばらしいわざとデザインの歴史をご覧いただければ幸いです。

 

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
カシミヤ・ショール 緑地額入り花卉文様綴織 インド・カシミール 18世紀前半 平山郁夫シルクロード美術館蔵
カシミヤ・ショール 白地花卉文様綴織 インド・カシミール 17世紀 平山郁夫シルクロード美術館蔵(2014/1/19まで展示)
カシミヤ・ショール 赤地果樹孔雀ペイズリー文様綴織刺繍縫合わせ インド・カシミール