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募金へのお礼(2019年4月~2022年3月)

館内の募金箱で募集を行っております募金の総額について、2019年度は4,188,843円、2020年度は1,739,511円、2021年度は2,471,100円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。
いただきましたご寄附は、法隆寺献納宝物の上代裂(7世紀後半から8世紀前半に制作され、法隆寺や正倉院に伝わった染織品)を安定した状態で、展示・保存するための支持体の作製や刀剣の手入れ作業、絵画や染織品の応急修理などの文化財の保存・活用を安全に行なうための処置費、文化財の保存・展示器材の購入費として使用いたしました。
引き続き、皆様のご寄附をお願い申し上げます。

 

博物館事業へのご寄附について

 


上代裂の支持体の作製

刀剣の手入れ
 

白地ペイズリーカシミヤ織文様捺染の応急修理


(修理前)作品の端に裂けが生じていました。

(修理後)裂けをつくろい、安全に展示できる状態になりました。

黒地メダイヨン仏像文様更紗の応急修理


(修理前)制作時に染料を黒く発色させるため使用された鉄成分が原因で、繊維が劣化し、一部の表地が抜け落ちてしまっていました。

(修理後)黒色の補修裂を裏にあててつくろうことで、安全に展示できる状態になりました。

これまでの「募金へのお礼」