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東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ

東京国立博物館140周年特集陳列 博物館に初もうで-巳・蛇・ヘビ
本館 特別1室・特別2室   2013年1月2日(水) ~ 2013年1月27日(日)

  
重要文化財 十二神将立像 巳神 鎌倉時代・13世紀 京都・浄瑠璃寺伝来

新年明けましておめでとうございます。

今年、平成25年(2013年)の干支(えと)は、「巳」(み)つまり蛇(ヘビ)。新しい年の幕あけを飾って、蛇にちなんだ絵画、彫刻、工芸品などを一堂に集め、ご紹介します。

私たちが蛇にたいしてもつ感じ方は、どのようなものでしょう? その奇妙なすがたとふしぎな生態に、人々は「不気味(ぶきみ)だ」と感じる一方で、「神秘的(しんぴてき)だ」という気持ちをいだいてきました。蛇はときに、神のお使いとして、毎日のくらしの安全を守り、富(とみ)をもたらすものと信じられました。また昔話や神話にもよく登場し、ふしぎな力をふるいます。日本に限らず、いろいろな時代と地域で、バラエティ豊かな蛇が絵に描かれ、形づくられてきましたが、そこには「おそれ」と「うやまい」の入りまじった、複雑な感情があらわれているようにみえます。

ここトーハクに140年をかけ巣食(すく)ってきた蛇たちが、いま結集しました。テーマは「I 蛇:日本と異国の立体造形」「II 描かれた蛇」「III 十二支の中の蛇」「IV 芸能の中の蛇」の4つ。みなさんにお目にかかるため、過去から今へと、首ならぬ体を長くして待っていた彼らのすがたを、ぜひごらんください。

 

担当研究員の一言

恐れとうやまいの入りまじった、人々の複雑な思いは、多様なヘビの造形を生みだしました。140年かけて、博物館に巣食ってきたヘビたち。とぐろをまいて、待ってます!
/伊藤信二・土屋貴裕

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要文化財 十二神将立像 巳神 京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀
自在置物 蛇 宗義作 昭和時代・20世紀
二代目嵐三五郎の巳の字巻物持男 勝川春章筆 江戸時代・18世紀
五百羅漢図 第三十幅 神通 狩野一信筆 江戸時代・19世紀 富美宮允子内親王・泰宮聡子内親王御下賜
よきことを菊の十二支 歌川国芳筆 江戸時代・19世紀
十二支図三所物
 後藤光孝 江戸時代・18世紀 川田龍吉氏寄贈
能面 蛇 江戸時代・17世紀
摺箔 白地鱗模様 江戸時代・18世紀
舞楽図 田中訥言筆 江戸時代・18世紀

 

関連事業

平成館 大講堂  2013年1月5日(土)   13:30 ~ 15:00   当日受付
<イベント>   博物館に初もうで
2013年1月2日(水) ~ 2013年1月27日(日)   9:30~17:00(入館は16:30まで)