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平成23年度新収品

  • 『色絵桜花鷲文大皿 伊万里 江戸時代・18世紀 加瀨礼二氏寄贈』の画像

    色絵桜花鷲文大皿 伊万里 江戸時代・18世紀 加瀨礼二氏寄贈

    本館 特別1室・特別2室
    2012年10月10日(水) ~ 2012年10月21日(日)

    かげがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開していくことは、博物館の大切な役目です。当館では、日本のみならず、日本文化を多角的に考えるうえで重要な東洋各地を含めた、古代から近代に至る、きわめて多岐にわたる文化財を所蔵し公開しています。

    しかし、その全体を体系的に展示し、より理解を深めていくためには、現在の収蔵品だけでは充分とはいえません。そのため、当館では、収蔵品の一層の充実を目指して、毎年、さらなる文化財の収集を積極的に行っています。

    昨年度には、篤志家の方々より、絵画、書跡、陶磁器、漆工品、根付、硯など、計151件の文化財を御寄贈いただきました。いずれも、日本や東洋の文化を知る上で見過ごすことのできない意義をもつものです。

    今回はこれらの中から65件を展示いたします。これらの新収品の展示を通じて、当館の事業の一端を御理解いただくとともに、かつての文化の息吹を伝える多様な品々の魅力を御鑑賞ください。

     

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
鶴草紙 筆者不詳 江戸時代・17世紀 中島宏子氏寄贈
褐釉劃花文壺 クメール 伝タイ出土 12~13世紀 岸野浩平氏寄贈