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東叡山寛永寺

  • 『東都上野東叡山之図 玉川舟調作 江戸時代 18-19世紀』の画像

    東都上野東叡山之図 玉川舟調作 江戸時代 18-19世紀

    本館 16室
    2011年10月12日(水) ~ 2011年11月20日(日)

    東叡山寛永寺は、江戸城の鬼門を守るために徳川3代の将軍の帰依を受けた慈眼大師天海が寛永2年(1625)に創建し、時の年号「寛永」を寺号とすることを許されました。

    住職には出家した親王(法親王(ほっしんのう))が多く就任し、天台座主と日光山の住職をも兼ねて「輪王寺宮(りんのうじのみや)」と呼ばれました。上野の山全域に広大な寺地を占め、格式を誇りましたが、一方でこの地は、江戸の住民にとっての行楽地でもありました。幕末の彰義隊の戦いで本坊をはじめ多くの建物を焼失し、明治以降、境内の大半は公園として博物館・美術館・動物園などを含む市民の憩いの場となりましたが、寛永寺は天台の法灯を維持して今日に至っています。

    この特集では江戸時代の寛永寺の創建と繁栄、名所としての賑わいなどを振り返ります。

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。

霜月会定書 天海筆 江戸時代・17世紀
重要文化財 天海版木活字 江戸時代・17世紀 寛永寺蔵
砲弾 台東区上野公園採集 明治時代・19世紀 加島平吉氏寄贈

パンフレット

Toeizan Kan'eiji Temple

東叡山寛永寺

会期中、本館16室にて配布しています。
※なくなり次第、配布は終了します。
PDFPDF, 872KB)