唐織 紅茶段麻の葉藤色紙短冊模様 江戸時代・18世紀
本館 9室
2019年2月26日(火) ~ 2019年4月21日(日)
唐織とは「中国風の織物」の意味ですが、実際には室町時代後期より日本で発達した紋織物のことです。安土桃山時代より女性役の表着に用いられるようになったことから、唐織は、装束そのものの名称になりました。江戸時代には西陣において日本の織物の技術が飛躍的に発達し、金糸をふんだんに織り込んだバリエーションに富んだ模様が織り出されるようになり、「唐織」といえば絢爛豪華と称される能装束の代名詞になりました。同時期に開催される特集「上杉家伝来の能面・能装束」(本館特別1室・特別2室)にあわせて、上杉家伝来品の中から役柄によって異なる色合いや模様などを踏まえながら、唐織の魅力を紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
厚板 紺茶段藤棚模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2007 | |||
おすすめ | 唐織 茶地秋海棠籠模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2016 | ||
唐織 紅地松帆桐菱模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2004 | |||
おすすめ | 唐織 紅茶段麻の葉藤色紙短冊模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2011 | ||
おすすめ | 唐織 紅浅葱段毘沙門亀甲御所車冊子模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2034 | ||
唐織 白地七宝繋藤模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2025 | |||
おすすめ | 唐織 紅地七宝繋額模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2018 | ||
唐織 紅地檜垣菊薄模様(子方) | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2043 | |||
唐織 淡茶地流水桐菊桜牡丹丸模様(子方) | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2047 |