重要文化財 厩図屏風(部分) 室町時代・16世紀 岡崎正也氏寄贈
本館 3室
2018年3月20日(火) ~ 2018年4月22日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、六頭の繋馬と様々な風俗を描く厩図屏風と、手鑑「かりがね帖」などを展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 厩図屏風 | 6曲1双 | 室町時代・16世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10139 | ||
おすすめ | 重文 | 手鑑かりがね帖 | 1帖 | 平安~鎌倉時代・11~13世紀 | 文化庁蔵 | ||
重美 | 曽根好忠集断簡(曽丹集切) | 1幅 | 伝西行筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | ||
おすすめ | 線刻蔵王権現鏡像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・12世紀 | E-14161 |