重要文化財 伝源頼朝坐像 鎌倉時代・13~14世紀
本館 11室
2017年7月25日(火) ~ 2017年10月22日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良とその周辺地域以外の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開します。鎌倉時代になると、仏師運慶らによる写実的な作風の像がつくられるようになり、南北朝以降にも継承されました。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 伝源頼朝坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13~14世紀 | C-1526 | ||
十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | C-1880 | ||||
阿弥陀如来立像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 藤井一雄氏寄贈 C-1867 | ||||
如意輪観音菩薩坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-1883 | ||||
重文 | 阿弥陀如来および両脇侍立像(善光寺式) | 3躯 | 福島・如来寺旧蔵 | 鎌倉時代・13世紀 | 福島・いわき市蔵 | ||
阿弥陀如来坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・12~13世紀 | 静岡・願生寺蔵 | ||||
薬師如来坐像 | 1躯 | 奈良時代・8世紀 | C-318 | ||||
重文 | 広目天立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 福島・勝常寺蔵 | |||
重文 | 聖観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9~10世紀 | 大阪・観心寺蔵 | |||
おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来坐像 | 1躯 | 京都府船井郡京丹波町・長楽寺伝来 | 平安時代・久安3年(1147) | 文化庁蔵 | |
おすすめ | 二天王立像 | 2躯 | 京都府船井郡京丹波町・長楽寺伝来 | 平安時代・久安3年(1147) | 文化庁蔵 | ||
おすすめ | 重文 | 千手観音菩薩立像(493号) | 1躯 | 院承作 | 鎌倉時代・建長3~正元元年(1251~59) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | |
おすすめ | 重文 | 千手観音菩薩立像(504号) | 1躯 | 隆円作 | 鎌倉時代・建長3~文永3年(1251~66) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | |
おすすめ | 重文 | 千手観音菩薩立像(40号) | 1躯 | 湛慶作 | 鎌倉時代・建長3~8年(1251~56) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 |