書画の展開―安土桃山～江戸
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源氏物語図屏風（絵合・胡蝶）（部分） 狩野〈晴川院〉養信筆 江戸時代・19世紀
本館 8室
2018年3月20日（火） ～ 2018年4月15日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、 若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆（信尹・光悦・昭乗）が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。今回、絵画は桜を織り込んだ作品を中心に、あわせて田能村竹田の名品を、書跡は安土桃山時代から江戸時代の公家の書を中心に紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 桜花図 | 1幅 | 円山応挙筆 | 江戸時代・安永5年(1776) | A-1378 | |||
| 観桜図 | 1幅 | 大國士豊筆 | 江戸時代・19世紀 | A-987 | |||
| 桜図 | 1幅 | 広瀬花隠筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1187 | |||
| 勿来関図 | 1幅 | 板谷慶舟〈広当〉筆 | 江戸時代・寛政6年(1794) | A-940 | |||
| 山水図・宮女奏楽図 | 2幅 | 鈴木其一筆 | 江戸時代・天保2年(1831) | 東京・大倉集古館蔵 | |||
| 瀟湘八景図 | 1幅 | 狩野探幽筆 | 江戸時代・寛文5年(1665) | 東京・大倉集古館蔵 | |||
| 源氏物語図屏風（絵合・胡蝶） | 6曲1双 | 狩野〈晴川院〉養信筆 | 江戸時代・19世紀 | A-12373 | |||
| 毘沙門天像 | 1幅 | 板谷慶舟〈広当〉筆 | 江戸時代・天明2年(1782) | A-250 | |||
| おすすめ | 写生帖（丁帖） | 1帖 | 円山応挙筆 | 江戸時代・18世紀 | A-168-4 | ||
| 青山白雲図巻 | 1巻 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・文政10年(1827) | A-11661 | |||
| おすすめ | 重文 | 船窓小戯帖 | 1帖 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・天保元年(1830) | 個人蔵 | |
| 懐紙 | 1巻 | 貞敦親王他筆 | 室町～江戸時代・15～18世紀 | 古筆了悦氏寄贈 B-11 | |||
| 和歌巻 | 1巻 | 小島宗真筆 | 江戸時代・寛永21年(1644) | 個人蔵 | |||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 頼山陽筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 重美 | 詠草 | 1幅 | 舟橋秀賢筆 | 江戸時代・慶長13年(1608) | 個人蔵 | ||
| 和歌 | 1幅 | 豊臣秀吉筆 | 安土桃山時代・16世紀 | 小倉コレクション保存会寄贈 B-3084 | |||
| 重美 | 和歌懐紙 | 1幅 | 霊元天皇筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | ||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 道寛法親王筆 | 江戸時代・17世紀 | 太田松子氏寄贈 B-2882 | |||
| おすすめ | 額字「春草廬」 | 1幅 | 尊賞法親王筆 | 江戸時代・18世紀 | B-3357 | ||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 烏丸光広筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 近衛基熙筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 一行書「花飛樵路香」 | 1幅 | 龍公美筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 唐詩五言絶句「春曉」 | 1幅 | 円山応挙筆 | 江戸時代・18世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 B-2995 | |||
| おすすめ | 桜賦 | 1幅 | 佐久間象山筆 | 江戸時代・19世紀 | 会津秀雄氏寄贈 B-2981 |