十一面観音菩薩立像 平安時代・9世紀
本館 11室
2016年5月10日(火) ~ 2016年7月24日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良とその周辺地域以外の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開します。鎌倉時代になると、仏師運慶らによる写実的な作風の像がつくられるようになり、南北朝以降にも継承されます。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。今回は様々な種類の尊像を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 菩薩立像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-20 | ||
菩薩立像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-314 | ||||
おすすめ | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | C-1880 | |||
おすすめ | 重文 | 大日如来坐像 | 1躯 | 平安~鎌倉時代・12世紀 | 栃木・光得寺蔵 | ||
重文 | 四天王眷属立像 | 2躯 | 康円作 | 鎌倉時代・文永4年(1267) | C-1834 | ||
薬師如来坐像 | 1躯 | 奈良時代・8世紀 | C-318 | ||||
重文 | 聖観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9~10世紀 | 大阪・観心寺蔵 | |||
吉祥天立像 | 1躯 | 京都府亀岡市・大宮神社伝来 | 平安時代・10世紀 | C-1833 | |||
二天王立像のうち右方像 | 1躯 | 平安時代・11~12世紀 | 東京・養福寺蔵 | ||||
重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 奈良・秋篠寺蔵 | |||
重文 | 天王立像 | 1躯 | 平安時代・10~11世紀 | C-1855 | |||
重文 | 千手観音菩薩立像(493号) | 1躯 | 院承作 | 鎌倉時代・建長3~正元元年(1251~59) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | ||
重文 | 千手観音菩薩立像(504号) | 1躯 | 隆円作 | 鎌倉時代・建長3~文永3年(1251~66) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | ||
おすすめ | 重文 | 千手観音菩薩立像(40号) | 1躯 | 湛慶作 | 鎌倉時代・建長3~8年(1251~56) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 |