能と歌舞伎 唐織と厚板
-
唐織 萌黄地花唐草菱繋模様 江戸時代・17世紀
本館 9室
2016年4月26日（火） ～ 2016年6月19日（日）江戸時代、幕府の式楽となった能を大名家が受容する中で、能装束は華美になり、様式化されていきます。様式が伝統として定着する中で、そのデザインの特性に注目されるのは唐織と厚板です。和様と言われる「唐織」は女性役の表着であるのに対し、男性役の着付に使用される「厚板」のデザインは唐様と言われます。両者を比較展示することにより、江戸時代の能装束における模様の意味を紐解き、能におけるデザインの役割を見る機会とします。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 唐織 萌黄地花唐草菱繋模様 | 1領 | 江戸時代・17世紀 | I-4281 | |||
| 唐織 紅地花菱繋模様 | 1領 | 江戸時代・17世紀 | I-4301 | ||||
| おすすめ | 唐織 紅茶段麻の葉藤色紙短冊模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2011 | ||
| 唐織 濃茶茶浅葱段秋草模様 | 1領 | 上杉家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-2861 | |||
| 唐織 紅地籠目牡丹模様 | 1領 | 池田家伝来 | 江戸時代・19世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | |||
| おすすめ | 厚板 紅地紗綾形雲版模様 | 1領 | 池田家伝来 | 江戸時代・18世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | ||
| 厚板 白地稲妻雲龍模様 | 1領 | 江戸時代・18世紀 | 文化庁蔵 | ||||
| 厚板 濃緑地亀甲竹雀菊丸模様 | 1領 | 安土桃山時代・16～17世紀 | I-2864 | ||||
| 厚板 濃萌黄地綾杉牡丹巴丸模様 | 1領 | 江戸時代・19世紀 | 文化庁蔵 |