仏教の美術―平安～室町
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国宝 十六羅漢像（第一尊者）（部分） 平安時代・11世紀
本館 3室
2016年3月1日（火） ～ 2016年4月10日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本的な仏教美術の美しさを極めた名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。
彫刻は引き続き毘沙門天像を、絵画は会期が重なる「特集 東京国立博物館コレクションの保存と修理」（本館特別1室、3/15～4/24）にあわせ、過去に修理を行った作品を中心に、修理前写真などとともに展示します。書跡は料紙に装飾を施した経典などを、工芸は引き続き磬をとりあげます。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 毘沙門天立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 片岡家寄贈 C-1870 | |||
| 阿字曼荼羅図 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10156 | ||||
| 観音三十三応身図 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-110 | ||||
| おすすめ | 阿弥陀如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-5 | |||
| 重美 | 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-11964 | |||
| おすすめ | 国宝 | 十六羅漢像（第一尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-10946-1 | ||
| 国宝 | 十六羅漢像（第十六尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-11085-8 | |||
| 十六羅漢像（第一尊者） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-1 | ||||
| 十六羅漢像（第十六尊者） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-16 | ||||
| 十二天像（梵天） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | 神谷傳兵衛氏寄贈 A-1051-5 | ||||
| 十二天像（毘沙門天） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | 神谷傳兵衛氏寄贈 A-1051-9 | ||||
| 維摩像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-22 | ||||
| 薬師三尊十二神将像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10155 | ||||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 重文 | 法然上人伝絵巻 巻第20 | 1巻 | 室町時代・15世紀 | 奈良・當麻寺奥院蔵 | |||
| おすすめ | 色紙華厳経 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2482 | |||
| おすすめ | 重文 | 法華経分別功徳品 | 1帖 | 鎌倉時代・建長5年(1253) | 滋賀・宝巌寺蔵 | ||
| おすすめ | 国宝 | 法華経巻第四（浅草寺経） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | 東京・浅草寺蔵 | ||
| 妙法蓮華経文句 巻第四上 断簡（唐紙経切） | 1幅 | 平安時代 11世紀 | B-12-5 | ||||
| 妙法蓮華経文句 巻第四上 断簡（唐紙経切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-2461 | |||
| 装飾無量義経断簡 | 1幅 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 金銅蓮華唐草文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||
| 重文 | 銅蝶形磬 | 1面 | 長野県松本市宮渕出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 高橋保氏寄贈 E-15485 | ||
| 重文 | 白銅蓮池文磬 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・12世紀 | E-19890 | ||
| 銅素文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-15258 | ||||
| 金銅牡丹文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15307 | ||||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 | ||||
| 銅孔雀文磬 | 1面 | 南北朝時代・14世紀 | 山梨・本国寺蔵 |