仏教の興隆―飛鳥・奈良
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称讃浄土仏摂受経（部分） 奈良時代・8世紀
本館 1室
2015年2月24日（火） ～ 2015年4月5日（日）6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日しました。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。この陳列では、古代の仏教美術として、法隆寺献納宝物のなかでただ一つの木彫像である如来立像や、奈良時代の特色を示す料紙である荼毘紙の称讃浄土仏摂受経、伝来まれな色紙金光明最勝王経を紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 菩薩半跏像 | 1躯 | 和歌山県那智勝浦町那智山出土 | 飛鳥時代・7世紀 | 北又留四郎氏他2名寄贈 E-14846 | |||
| おすすめ | 如来立像 | 1躯 | 法隆寺献納宝物 | 飛鳥時代・7世紀 | N-193 | ||
| 銅造聖観音菩薩立像（模造） | 1躯 | 原品＝奈良県薬師寺 | 昭和時代・20世紀、原品＝飛鳥～奈良時代・7～8世紀 | C-1830 | |||
| おすすめ | 称讃浄土仏摂受経 | 1巻 | 奈良時代・8世紀 | B-1158 | |||
| 灌頂経 巻第九 | 1巻 | 奈良時代・8世紀 | B-1159 | ||||
| 藍紙金光明最勝王経断簡 | 1幅 | 伝聖武天皇筆 | 奈良時代・8世紀 | B-53-1-2 | |||
| おすすめ | 重文 | 響銅八重鋺 | 1具 | 法隆寺献納宝物 | 奈良時代・8世紀 | N-264 | |
| 重文 | 金銅鉢 | 1口 | 奈良時代・8世紀 | E-14284 | |||
| 金銅鉢 | 1口 | 奈良時代・8世紀 | E-14285 | ||||
| 伯牙弾琴鏡 | 1面 | 岐阜県可児郡御嵩町長瀬洞出土 | 奈良時代・8世紀 | E-17350 | |||
| 海獣葡萄鏡 | 1面 | 福岡県八女市星野村字真名子出土 | 奈良時代・8世紀 | E-13860 | |||
| 瑞花狻猊方鏡 | 1面 | 京都市西京区山田桜谷町出土 | 奈良時代・8世紀 | 荒木音次郎氏寄贈 E-17872 | |||
| 瑞花双鸞八花鏡 | 1面 | 大分県杵築市山香町向野津波戸山頂出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14337 | |||
| 銅獅子鎮柄香炉 | 1柄 | 奈良時代・8世紀 | E-19927 | ||||
| 銅錫杖頭 | 1頭 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土 | 奈良時代・8世紀 | 北又留四郎氏寄贈 E-14896 |