親と子のギャラリー「日本美術のつくり方IV」
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七宝水仙釘隠 江戸時代・17～18世紀
本館 特別2室
2013年7月17日（水） ～ 2013年8月25日（日）「技法」を知ることは、作品理解の重要な手がかりです。伝統的な日本美術の制作技法は日常では目にする機会も少なく、作品を一見したところでは想像すらつかないものが多くあります。 「技法」を知ることは、作品理解の重要な手がかりです。ここでは専門家の制作した工程見本や技法サンプルを展示し、また画像やイラストを盛り込んだパネル類で紹介します。各種の伝統的技法、およびそれらを駆使して作られた実作品の鑑賞を通し、歴史のなかで培われてきた日本美術の技術と美しさをお楽しみください。ジャンルは、料紙装飾、有線七宝、銅鏡、人形の4つです。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 法華経 無量義経徳行品 （久能寺経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2396-3 | ||
| 模本平家納経 妙荘厳王本事品 巻二十七 | 33巻のうち1巻 | 田中親美模 | 大正14年(1925) 、原品＝平安時代・長寛2年(1164) | B-2406-28 | |||
| 模本三十六人家集 能宣集 | 1帖 | 田中親美模 | 明治40年(1907) 、原品＝平安時代・12世紀 | P-2798-4 | |||
| 七宝技術記録 | 一式 | 林貞信・太田良次郎、安藤武四郎（文書記録者）他 | 昭和28年(1953) | G-5837 | |||
| おすすめ | 七宝山水楼閣文香炉 | 1合 | 並河靖之作 | 大正元年(1912) | 並河靖之氏寄贈 G-608 | ||
| 雙鳥芍薬鏡鋳型 | 1組 | 香取秀真作 | 昭和時代・20世紀 | E-18321 | |||
| 花枝双鳥鏡 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-15390 | ||||
| 松雲双鳥鏡 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-15408 | ||||
| おすすめ | 撫子散双鳥鏡 | 1面 | 岡山県備前市出土 | 平安時代・12世紀 | E-15073 | ||
| 南天樹柄鏡 | 1面 | 平安城住青盛重作 | 江戸時代・18世紀 | 徳川頼貞氏寄贈 E-18157 | |||
| 人形の胡粉仕上の技法製作工程見本 | 1組 | 原米洲作 | 昭和42年(1967) | I-4258 | |||
| おすすめ | 五月人形 鍾馗 | 1躯 | 大正15年(1926)～昭和4年(1929) | 峯島茂兵衛氏寄贈 I-4274-1 | |||
| 七宝雪花文矢立 | 1本 | 江戸時代・19世紀 | E-19055 | ||||
| 七宝水仙釘隠 | 10個 | 江戸時代・17～18世紀 | E-20015 | ||||
| 七宝唐花文州浜形引手 | 2個 | 江戸時代・18世紀 | E-20020 | ||||
| 七宝唐花唐草文引手 | 2個 | 江戸時代・18世紀 | E-20035 | ||||
| 七宝菊唐草文引手 | 2個 | 江戸時代・18世紀 | E-20033 | ||||
| 七宝桜花形透彫把手 | 1個 | 江戸時代・18世紀 | E-20079 |