薬師如来坐像 奈良時代・8世紀
本館 11室
2013年6月11日(火) ~ 2013年9月8日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は、都のあった奈良以外の地域の作例は限られますが、平安時代以降になると仏教の普及とともに全国的に造像が展開されていきます。しかし、造形的には南北朝時代以降は衰退していきます。ここでは、平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力を紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 大黒天立像 | 1躯 | 快兼作 東大寺伝来 | 南北朝時代・貞和3年(1347) | 国(文化庁)蔵 | |
帝釈天立像 | 1躯 | 平安時代・11世紀 | 東京・大田区蔵 | ||||
天王立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | C-1847 | ||||
重文 | 吉祥天立像 | 1躯 | 平安時代・10世紀 | 滋賀・櫟野寺蔵 | |||
弁才天坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | ||||
薬師如来坐像 | 1躯 | 奈良時代・8世紀 | C-318 | ||||
重文 | 阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像 | 3躯 | 平安時代・安元2年(1176) | 埼玉・西光院蔵 | |||
おすすめ | 国宝 | 広目天立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | ||
重文 | 広目天立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 福島・勝常寺蔵 | |||
おすすめ | 重文 | 仏涅槃像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 奈良・岡寺蔵 | ||
不動明王立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | C-312 | ||||
おすすめ | 重文 | 十二神将立像 | 12躯 | 鎌倉時代・12~13世紀 | 神奈川・曹源寺蔵 |