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彫刻

不動明王立像　平安時代・11世紀　岡野哲策氏寄贈

本館 11室
2012年7月18日（水）～ 2012年9月23日（日）

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。また大きな特色として、素材は木が圧倒的に多いことがあります。飛鳥時代、奈良時代では、都のあった奈良以外の地域での作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開していきます。しかしながら、造形的には南北朝時代以降は衰退してしまいます。今回は平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示します。日本彫刻の魅力をご覧ください。

展示作品リスト 13件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
		菩薩坐像	1躯		平安時代・9世紀	佐野公一氏・佐野文一氏寄贈 C-1850
		十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	C-1880
		天王立像	1躯		平安時代・12世紀	C-327
		釈迦如来坐像	1躯		平安時代・9～10世紀	C-330
		不動明王立像	1躯		平安時代・11世紀	岡野哲策氏寄贈 C-1851
	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	奈良・秋篠寺蔵
おすすめ	国宝	四天王立像　広目天	1躯		平安時代・12世紀	京都・浄瑠璃寺蔵
	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・10～11世紀	奈良・薬師寺蔵
おすすめ	重文	増長天立像	1躯		平安時代・9世紀	京都・仁和寺蔵
おすすめ	重文	広目天立像	1躯		平安時代・9世紀	福島・勝常寺蔵
		不動明王立像	1躯		平安時代・12世紀	C-312
		阿弥陀如来坐像	1躯		平安時代・12世紀	C-316
おすすめ		四天王立像	4躯		鎌倉時代・14世紀	文化庁蔵

展示