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過去のワークショップ

ファミリーワークショップ「博物館できもだめし」

昔から、説明のできない不思議なことが起こると、それは妖怪たちの仕業だ、とされてきました。
人々は妖怪たちを恐れながらも、好奇心をあおられ、ついには親しみすら覚えていたようです。
妖怪やお化けの話は語り継がれ、その姿はいろいろな作品に表されてきました。
そんな作品を集めてみると、意外なものが妖怪になっています。 

また、身の回りにある道具は100年たつとつくも神という妖怪になると信じられていました。
さまざまな道具に手足がはえ、ぞろぞろと行列をしていた、という絵巻をみると、
なんでこの道具がこういう妖怪になったんだろう? これはどんな妖怪なんだろう?
この道具のどこが不思議だと思ったんだろう? ――こんな疑問もわい てきます。

博物館の展示作品には、かつて「道具」として使われていたものがたくさん。
100年以上前のものも数え切れません。これらはもうつくも神になっているかもしれません。

展示作品が妖怪になったら、どんな妖怪になるだろう?
そもそもこの展示作品、どんな使われ方をしていたのかな?

怖いけどユーモラス。

東博に棲む妖怪を探してみませんか?そして東博オリジナル妖怪図鑑をつくってみましょう。
 

 

この妖怪の顔は、仏さまにお供えする花をいける花瓶「華瓶」。

手に持っているのは香をたくための「柄香炉」。

柄香炉って本当はどんなもの?奈良時代の本物を本館で発見!

(上)百鬼夜行図(模本)部分 狩野晴川院養信模 江戸時代・19世紀

(下)獅子鎮柄香炉 奈良時代・8世紀

 

 

日程
2011年8月20日(土)
時間
10:30 ~ 12:30
会場
平成館-小講堂
対象
小学生とそのご家族
定員
10組(応募多数の場合抽選)
参加費
無料(ただし、当日の入館料は必要です。小・中・高校生と満18歳未満および満70歳以上の方は入館無料)
申込方法
往復はがき・FAX・電子メール、または、このページ右下からリンクしている申込フォームで
(1)参加者全員の氏名・ふりがな・学年(2)郵便番号・住所、(3)電話番号・FAX番号
を記入の上、下記申込先へお送りください。
申込先
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
東京国立博物館 教育普及室「きもだめし」係
FAX:03-3822-3010
電子メール:edu@tnm.jp(件名に「きもだめし」とご記入ください)
(※電子メールアドレスはすべて半角文字に打ち直してください)
締切
8月5日(金)必着
※当落に関わらず連絡いたします。実施日の3日前までに受講可否の返答がない場合は、通信トラブルの可能性もありますので、教育普及室に電話でお問い合わせください。
お問合せ
TEL:03-3822-1111(代)東京国立博物館 教育普及室


関連展示

  1. 親と子のギャラリー「博物館できもだめし-妖怪、化け物 大集合-」
  2. 本館-特別2室
    2011年7月20日(水) ~ 2011年8月28日(日)