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メールマガジン

2016年

11月 (2016年11月28日)

TNM―――――――――――――――――――――――――――
東京国立博物館 メールマガジン 2016年11月28日
No.742:秋から冬へ、季節の作品めぐり
―――――――――――――――――――――――――┌|∵|┘―
特別展「禅―心をかたちに―」は昨日閉幕しました。
お越しいただいた皆様に心より御礼申し上げます。
禅展が終わっても、秋のトーハクは見どころがたくさん!
総合文化展で季節の名品をめぐり、木々が色づき始めた庭園へ。
特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」は、
12月11日(日)まで開催中です。
ちょうど見ごろを迎えた、黄金色に輝く本館前のユリノキも
お見逃しなく。
残りわずかな秋をご堪能ください。


《目次》
1. 秋から冬へ、本館で季節の作品めぐり
2. 特集「南太平洋の生活文化」
3. 催し物情報
4. 展示替え情報
5.トーハクからのお知らせ


1. 秋から冬へ、本館で季節の作品めぐり
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ただいま本館には、この季節らしい作品が並んでいます。
そのなかから、秋と冬、それぞれにちなんだ作品をご紹介しましょう。

まずは、秋の作品から。
本館12室では、重要文化財「男山蒔絵硯箱」(~12月23日<金・祝>まで)
を展示しています。
女郎花や菊、桔梗などの秋草が咲き乱れ、
銀板の月が冴えわたる、寂寞とした秋の情景が表された、
トーハクを代表する秋の名品です。
図柄には「代々・男・よ・里・仰・出・かけ」などの文字が隠され、
「なほ照らせ代々にかはらず男山仰ぐ峰より出づる月影」
という『続後撰和歌集』の和歌を表現していることがわかります。
他にも、本館12室では菊など秋らしい意匠が施された蒔絵の作品が
展示されています。

【漆工(本館12室)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4772

続いては、本館8室の「小袖 紫萌黄染分山繭縮緬地流水草木屋形虫籠模様」
(~12月11日<日>まで)。
この小袖のテーマは『源氏物語』です。
腰上は第28帖の「野分(のわき)」を主題に、
菊、桔梗、虻、虫籠の模様が施され、腰下は藤をのせた檜扇で
第33帖「藤裏葉(ふじのうらば)」を表しています。
「野分」とは台風のこと。この帖では、光源氏の息子、夕霧が
源氏の妻である紫の上の姿を垣間見て、その美しさに心を揺らす、
というシーンが描かれています。
台風が呼んだ、秋のできごと。
そんな物語を思い出しながら鑑賞したい作品です。

【暮らしの調度(本館8室)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4795

さて、12月14日と聞いてピンとくる方は、
歌舞伎がお好きな方かもしれません。
12月14日は『忠臣蔵』でお馴染みの赤穂浪士討入りの日です。
本館10室の浮世絵コーナーでは、
葛飾北斎の「仮名手本忠臣蔵」シリーズのほか、
『仮名手本忠臣蔵』見立ての作品も展示しています。
たとえば喜多川歌麿筆「武家煤払(すすはらい)の図」。
タイトルどおり武家屋敷の大掃除の様子を描いた師走らしい作品ですが、
実は『仮名手本忠臣蔵』を大掃除に見立てて描いているのです。
具体的には、松の廊下での刃傷の場面、
大星由良之助(大石内蔵助)がお茶屋遊びをする場面、
そして討入りの場面が描かれています。
『忠臣蔵』は江戸時代からの師走の風物詩。
本館10室には、今の時期だからそ見たい浮世絵が揃っています(~12月11日<日>まで)。

【浮世絵と衣装(本館10室)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4805

最後に本館2室(国宝室)へ。
年内最後の国宝室の展示作品は国宝「寛平御時后宮歌合(十巻本歌合)
/かんぴょうのおおんときのきさいのみやのうたあわせ」(~12月11日<日>まで)。
平安時代に藤原頼通が編纂させた「十巻本歌合」の一部です。
洗練された優美な仮名で、現代でも書の手本として用いられています。
展示では、季節に合わせて冬の歌が書写された部分をご覧いただけます。

みよしのの山の白雪踏み分けて入りにし人のおとづれもせぬ

作品中に見える壬生忠岑の一首です。
後世、静御前が源義経を思って歌ったという
吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき
のもととなった和歌なので、
聞き覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。
東京ではなかなか「山の白雪」を見ることは叶いませんが、
想像をふくらませて冬の情景を思い浮かべながら
ご覧になってはいかがでしょうか。

【国宝室(本館2室)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4713


2. 特集「南太平洋の生活文化」
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11月15日(火)~12月23日(金・祝) 平成館企画展示室

当館には、おもに19世紀から20世紀にかけて
南太平洋の島々から将来された数多くの民族資料があります。
当時の南太平洋では、伝統的な暮らしと信仰が
近代文明の影響を受けて急激に変わりつつありました。
そのため、所蔵品のなかには、すでに現地では見られなくなった
貴重なものもあります。

特集では、こういった当館のコレクションを展示することで、
日本とは海を通じて隣接していながらあまり知られていない
南太平洋の伝統的生活文化の一端を紹介します。
また、通常はオセアニアに含まれない台湾の民族資料についても
南太平洋の島々のものと比較するために展示しています。

1089ブログでは、特集展示を担当した研究員が
現地調査を行ったときの様子をご紹介しているので、
ぜひあわせてご覧ください。

【展示の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1832

【関連イベント】
ギャラリートーク「南の島の暮らし」
12月6日(火) 14:00~14:30 平成館企画展示室
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8824

【1089ブログ】
「南太平洋の生活文化」現地調査レポート(セピック川の日々)
→ http://bit.ly/2gwOB7A


3. 催し物情報
――――――――――――――――――――――――――――――
★イチオシ情報!★

◇「東博ボランティアデー2016」
12月3日(土)、4日(日) 10:00~16:30
東京国立博物館ボランティアが行っているすべての活動をご紹介します。
平成29年度ボランティア募集説明会や活動紹介ツアーも実施します。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8850

◇月例講演会「中国の女帝と石仏」
12月10日(土) 13:30~15:00 平成館大講堂
定員:380名(先着順)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=8821

◇東京藝術大学大学院インターンによるギャラリートーク
「古代エジプトの秘密、ミイラ」15:30~15:50 東洋館3室
12月8日(木)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8765
12月11日(日)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8766

◇東京藝術大学大学院インターンによるギャラリートーク
「下村観山『弱法師』を読み解く」15:30~15:50 本館18室
12月10日(土)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8771

★ただいま申込受付中!★

◇ファミリーツアー/子どもツアー「トーハク劇場へようこそ!」
ファミリーツアー
12月18日(日)、23日(金・祝) 各日10:00~11:00 平成館考古展示室
対象:小学1~3年生とその保護者
定員:各回10組(応募者多数の場合は抽選)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8724
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8725

子どもツアー
12月18日(日)、23日(金・祝) 各日13:00~14:00 平成館考古展示室
対象:小学4~6年生(保護者の見学可、ただし混雑時を除く)
定員:各回20名(応募者多数の場合は抽選)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8726
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8727

☆申込締切:ファミリーツアー、子どもツアーともに12月8日(木)必着

◇シンポジウム「日本美術をみせる―リニューアルとリノベーション―」
2017年1月28日(土)  13:30~17:45
1月29日(日) 10:00~17:15
会場:平成館大講堂
定員:各日300名(事前申込制)
参加費:無料 ※シンポジウム後の懇親会は会費4,000円
☆申込締切 2017年1月12日(木)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=7&id=8849

◇こどもたちのアートスタジオ「勾玉作り」
2017年2月5日(日) 13:30~15:30
会場:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:小学校3年生から中学生(保護者の見学も可)
定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切:2017年1月9日(月)必着 
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8764

~特別展「春日大社 千年の至宝」(2017年1月17日(火)~3月12日(日))関連イベント~
◇記念講演会「春日の歴史と神様にささげた究極の宝」
2017年2月12日(日) 13:30~15:00
定員:380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
会場:平成館大講堂
☆申込締切:12月28日(水)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=8852

◇バックヤードツアー「保存と修理の現場へ行こう」
2017年3月23日(木) 13:30~16:30
定員:60名(応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切:2017年1月31日(火)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8835

★ただいまチケット発売中!★

◇新春東博寄席2017
1月8日(日) 13:30開演 平成館大講堂
出演:金原亭 馬生(一席)、古今亭 菊春(寿獅子/一席)、金原亭 馬治(一席)、
金原亭 馬玉(一席)、金原亭 馬久(一席)
料金:2,000円
定員:380席(全席自由)
※当日は、本公演のチケットで総合文化展をご覧いただけます。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8666

◇このほか、当日受付の可能な催しは
今日の催し物、向こう1週間の催し物
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=top


4.展示替え情報
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◇11月29日(火)~

■法隆寺献納宝物 木・漆工-楽器
法隆寺宝物館第4室 2017年1月22日(日)まで
国宝 七弦琴 唐時代・開元12年(724)など

■黒田記念館
黒田記念室 2017年1月15日(日)まで
マンドリンを持てる女 黒田清輝筆 明治24年(1891) など

◇12月6日(火)~

■近代の美術
本館18室 2017年1月22日(日)まで
重文 弱法師 下村観山筆 大正4年(1915) など

■律令国家の幕開け
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
国宝 瑠璃骨壺 飛鳥時代・慶雲4年(707) 奈良県宇陀市榛原区八滝 文祢麻呂墓出土 など

■祈りのかたち―山岳信仰と末法思想―
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
重美 線刻蔵王権現鏡像 平安時代・10~12c 奈良県天川村 大峯山頂遺跡出土 など

■中世のあの世とこの世
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
国宝 秋草文壺 渥美窯 神奈川県川崎市幸区南加瀬出土 平安時代・12c 東京・慶應義塾蔵 など

■江戸から掘り出されたモノ
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
白楽釉獅子香炉 江戸時代・17c 東京都台東区上野公園東京国立博物館構内出土 など

■縄文時代の暮らしの道具
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
磨石 縄文時代(後期)・前2000~前1000年 神奈川県横浜市神奈川区 三ツ沢貝塚出土
ニール・ゴルドン・マンロー氏寄贈 など

■縄文時代の装身具と祈りの道具
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
石冠 縄文時代(後~晩期)・前2000~前400年 青森県つがる市森田町出土 など

■縄文時代の祈りの道具・土偶
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
土偶 縄文時代(中期)・前3000~前2000年 山梨県笛吹市御坂町上黒駒出土 宮本直吉氏寄贈 など

■弥生時代の暮らしの道具
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
木製鍬 弥生時代(中~後期)・前2~後3c 静岡市清水区 長崎遺跡出土
静岡・静岡県教育委員会蔵 など

■弥生時代の装身具と祭りの道具
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
牙製腕輪(イノシシ)  弥生時代(後期)・1~3世紀 神奈川県三浦市南下浦町 毘沙門C洞窟出土 など

■弥生時代の祭りの道具―銅矛、銅剣、銅戈と銅鐸―
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
小銅鐸 弥生時代(後期)・1~3c 伝徳島県美馬市脇町江原地区出土 森敬介氏寄贈 など

■続縄文文化―縄文時代後の北海道―
平成館考古展示室 2017年6月4日(日)まで
深鉢形土器 続縄文時代(前期)・前2~前1c 北海道室蘭市絵鞆町出土 など

■奈良時代の文字と役人の世界
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
重文 御笠団印 奈良時代・8c 福岡県太宰府市 国分出土 など

■センとセン仏
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
重文 三尊像セン仏 飛鳥時代・7c 奈良県高取町 南法華寺出土 など

■古代寺院の遺宝―京都府周山廃寺出土品―
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
海獣葡萄鏡 飛鳥~奈良時代・7~8c 京都府京都市右京区京北周山町 
周山廃寺址出土 など

■経塚―56億7000万年のタイムカプセル―
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
経筒 和歌山県田辺市本宮町備崎 熊野本宮経塚出土 平安時代・12世紀

■経塚に埋納された経典-紙本経と関連遺物-
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
妙法蓮華経 平安時代・12c 茨城県土浦市 東城寺経塚出土(2017年1月15日(日)まで) など

■経塚に埋納された経典-瓦経・滑石経・銅板経-
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
重文 瓦経 平安時代・承安4年(1174) 三重県伊勢市浦口町旦過 小町塚経塚出土 など

■江戸の玩具―面打・土人形―
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
土製面打 江戸時代・17~19c 出土地不詳 など

■掘り出された江戸の金貨
平成館考古展示室 2017年7月2日(日)まで
慶長小判 安土桃山~江戸時代・16~17c 東京都中央区 銀座6丁目出土 など


5.トーハクからのお知らせ
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★トーハクくん&ユリノキちゃんが登場!
12月3日(土)
10:00~10:30頃 平成館考古展示室前
12:30~13:00頃 本館19室
13:30~13:45頃 ユリノキの下
15:00~15:30頃 本館前
※雨天時は場所を変更する場合があります。また、登場時間も変更となる場合が
ございます。

★秋の庭園開放(10月25日<火>~12月4日<日>)
10:00~16:00 ※悪天候時は中止となります。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8669

★9月以降の開館時間の変更について
2016年9月から、総合文化展は、金・土曜日は20時まで開館しています。
詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_db/index.php?controller=list&t=news&from=201607&to=201609

★上野地区文化施設共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」発売中。
今回は、国立西洋美術館の世界遺産登録を記念してデザインした特別仕様です。 
上野公園地区の14施設の常設展等に利用期間中(8/15~2017/1/31)
各1回入場できるほか、スタンプラリーでプレゼントも。
当館正門チケット売場(窓口)で購入いただけます(税込2,000円)。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1820

★1089ブログ 更新中!
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★スマートフォン向けアプリ「トーハクなび」
本館2階「日本美術の流れ」必見作品の音声ガイドや、
作品の画像や感想を保存できるマイコレクション機能も搭載しています。
ご来館の前に、ぜひ、トーハクなびをダウンロードしてください。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1467

◆休館・閉室のお知らせ◆
○黒田記念館の開館時間は、通年で9:30~17:00です。
○表慶館は当面の間、展示環境整備のため休館します。
(ただし、特別展、イベント開催時は開館)
○12月12日(月)~2017年1月1日(日・祝)まで、本館2階 1~10室、特別1室・2室、
高円宮コレクション室は展示環境改善のため閉室します。
○2016年の年末は12月23日(金・祝)まで開館、2017年は1月2日(月・休)から開館いたします。
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