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メールマガジン

2015年

10月 (2015年10月19日)

TNM―――――――――――――――――――――――――――
東京国立博物館 メールマガジン 2015年10月19日
No.711:もうすぐ開幕! 特別展「始皇帝と大兵馬俑」
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東京もすっかり秋めいてきました。
恒例の秋の庭園開放は10月27日(火)から。木の葉の色づきは
まだこれからですが、散策には心地の良い気候です。
特別展「始皇帝と大兵馬俑」もいよいよ開幕を迎えますので、
秋を満喫しに、トーハクにお越しください。


《目次》
1. もうすぐ開幕! 特別展「始皇帝と大兵馬俑」
2. 特集「伊能忠敬の日本図」
3. 特集「後藤一乗 幕末の華やかな刀装と絵図」
4. 催し物情報
5. 展示替え情報
6.トーハクからのお知らせ


1. もうすぐ開幕! 特別展「始皇帝と大兵馬俑」
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10月27日(火)~2016年2月21日(日) 平成館特別展示室

いよいよ、あの軍団をお披露目する時がやってきました。
そうです、兵馬俑(へいばよう)です。
兵馬俑とは、人や馬をかたどったやきもので、
中国の最初の皇帝である「始皇帝」の陵墓近くに埋められました。
その数、なんと約8000体!
しかも、その1体1体がほぼ等身大の作りで、
それぞれ違う表情をしています。
兵馬俑が埋められていたタテ坑は、合計で2万平方メートル以上!
これが今から2200年も前に作られたというのですから、
さすがは中国、さすがは始皇帝というほかありません。

さて、兵馬俑の魅力は、個々の写実性と軍団としてのスケール感。
本展では、その両方をご堪能いただけます。
360度ご覧いただける展示で、1体1体の精巧な造形を
つぶさにお楽しみいただくとともに、
兵馬俑が出土した「兵馬俑坑」をレプリカで再現した展示で、
兵馬俑の迫力を体感していただけます。

開幕まであと1週間です。どうぞご期待ください!

【展覧会の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1732

【関連イベント】
シンポジウム「秦王朝と兵馬俑―発掘された歴史の実像―」
12月19日(土) 10:00~15:45 平成館大講堂
定員:380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 11月4日(水)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=7&id=8068

【投票受付中!】
「永遠」を守る軍団、参上! 人気No1はどのYo?
→ https://www.tnm.jp/modules/r_poll/


2. 特集「伊能忠敬の日本図」
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~12月23日(水・祝) 平成館企画展示室

地図を眺めているだけで楽しい! という、地図好きの皆さま、
お待たせいたしました。
昨年に引き続き、今年も伊能忠敬(いのうただたか)の日本図を展示します。

伊能忠敬は、隠居してから天文学や測量術を学び、
その後半生のほとんどを全国の測量にあてたという人物です。
その成果は日本全図である「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」として
忠敬の没後、幕府に提出されました。

今年の特集では、昨年とは別の4図を公開しています。
地名など、とにかく細かく細かく描き込まれていますので、
双眼鏡などをご持参いただいたら、
一層、お楽しみいただけることと思います。

その他、忠敬の後に精密な測量を行った今井八九郎作の地図や、
幕末に北海道を踏査した松浦武四郎の資料も展示。
江戸時代の地図で、日本を旅してみてください。

【展示の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1757

【VR作品「伊能忠敬の日本図」】
12月23日(水・祝)まで TNM&TOPPANミュージアムシアター
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=12&id=8095


3. 特集「後藤一乗 幕末の華やかな刀装と絵図」
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~12月13日(日) 本館14室

昨今、刀剣ブームが到来していますが、
刀身だけではなく刀装にも注目してみませんか?

後藤一乗(ごとういちじょう)は、幕末を中心に
刀装具を製作していた名工です。
刀装具の一派、後藤家の分家に生まれた一乗は、
同家の端正な作風を保ちつつ、
一派ではあまり用いない技法などを採り入れて、
新たな作風を開拓しました。
華やかで斬新でありながら上品さを保っているのが、
一乗の刀装具の特徴です。

特集では、一乗やその弟子の作品に加え、
孝明天皇のために製作されたと考えられる刀装と
その際に描かれた絵図もあわせて展示します。
なかでも、精緻な絵図は、刀装が朝廷で御用を務めていた
絵師との合作であったことを示す貴重な資料です。

なお、本館13室では、刀装の中身である刀身も展示しています。
ぜひあわせてご覧ください。

【展示の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1753


4. 催し物情報
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★イチオシ情報!★

◇平成館考古展示室リニューアルオープン関連イベント「連続ギャラリートーク」
10月20日(火) 14:00~14:30「国宝 武人埴輪と現代日本文化」
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8089

10月27日(火) 14:00~14:30「須恵器の展開」
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=8090

◇Music Program TOKYO まちなかコンサート ~芸術の秋、音楽さんぽ~
10月31日(土) 11:00~11:20、12:30~12:50 ※荒天時中止
本館エントランス
→https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=11&id=8084

★ただいま申込受付中★

◇アートスタジオ 勾玉作り体験
12月5日(土)、6日(日)11:00~11:50 本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:高校生以上
定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 11月3日(火・祝)必着
【12月5日(土)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8063
【12月6日(日)】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=8064

★ただいまチケット発売中!!★

◇新春東博寄席2016
2016年1月9日(土) 13:30開演 平成館大講堂
出演:金原亭馬生、古今亭菊春、金原亭馬治、金原亭馬玉
料金:2,000円
※当日は、本公演のチケットで総合文化展をご覧いただけます。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8082

◇このほか、当日受付の可能な催しは
今日の催し物、向こう1週間の催し物
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=top


5.展示替え情報
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◇10月20日(火)~

■漆工
本館12室 2016年1月31日(日)まで
国宝 桐蒔絵手箱及び内容品 南北朝時代・明徳元年(1390)奉納
和歌山・熊野速玉大社 など

■金工 鏡像と懸仏
本館13室 12月13日(日)まで
重文 線刻十一面観音鏡像 平安時代・平治元年(1159) など

◇10月27日(火)~

■特集 中国書画精華―日本における受容と発展― [後期展示]
東洋館8室 11月29日(日)まで
日本美術に大きな影響を与えた中国美術の名品のご紹介。
国宝 雪景山水図 梁楷筆 南宋時代・13c 中国 など
→https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1747

■日本美術の流れ 仏教の興隆―飛鳥・奈良
本館1室 12月6日(日)まで
観音菩薩立像 飛鳥時代・7c 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土
北又留四郎氏他2名寄贈 など

■日本美術の流れ 宮廷の美術―平安~室町
本館3室 12月6日(日)まで
重文 松浦宮物語 鎌倉時代・13c など

■日本美術の流れ 禅と水墨画―鎌倉~室町
本館3室 12月6日(日)まで
重文 太公望・文王図 伝狩野元信筆 室町時代・16c など

■日本美術の流れ 仏教の美術―平安~室町
本館3室 12月6日(日)まで
国宝 十六羅漢像(第三尊者) 平安時代・11c など

■日本美術の流れ 屏風と襖絵―安土桃山~江戸
本館7室 12月6日(日)まで
重文 山水図屏風 彭城百川筆 江戸時代・延享4年(1747) など

■日本美術の流れ 書画の展開―安土桃山~江戸
本館8室 12月6日(日)まで
重文 佐藤一斎(五十歳)像 渡辺崋山筆 江戸時代・文政4年(1821)
河田燕氏寄贈 など

■日本美術の流れ 暮らしの調度
本館8室 2016年1月24日(日)まで
重文 色絵月梅図茶壺 仁清 江戸時代・17c など

■日本美術の流れ 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
本館10室 11月23日(月・祝)まで
見返り美人図 菱川師宣筆 江戸時代・17c など

■彫刻
本館11室 12月13日(日)まで
国宝 普賢菩薩騎象像 平安時代・12c 東京・大倉集古館蔵 など

■陶磁
本館13室 2016年1月17日(日)まで
重文 鼠志野鶺鴒文鉢 美濃 安土桃山~江戸時代・16~17c など

■歴史の記録
本館15室 12月13日(日)まで
重文 加太越奈良道見取絵図奈良、松原 江戸時代・文化3年(1806) など

■根付 高円宮コレクション
高円宮コレクション室 2016年1月24日(日)まで
九尾之狐 斎藤美洲 1986 など

■黒田記念館
特別室 11月8日(火)まで
読書 黒田清輝筆 明治24年(1891) など


6.トーハクからのお知らせ
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★秋の庭園開放(10月27日<火>~12月6日<日>)
10:00~16:00 ※荒天時は中止となります。
→https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8094

★特別夜間開館および本館スペシャルライトアップ
10月30日(金)~11月2日(月) 20:00まで開館(入館は19:30まで)
上野公園と周辺の博物館・美術館で開催する光の祭典「創エネ・あかりパーク(R)2015」にあわせ、特別夜間開館と本館のスペシャルライトアップを実施します。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=8112

★1089ブログ 更新中!
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全文閲覧することができる「東京国立博物館デジタルライブラリー」を
公開しました。
今後、随時資料を追加する予定です。
→ http://webarchives.tnm.jp/dlib/

★スマートフォン向けアプリ「トーハクなび」
本館2階「日本美術の流れ」必見作品の音声ガイドや、
作品の画像や感想を保存できるマイコレクション機能も搭載しています。
ご来館の前に、ぜひ、トーハクなびをダウンロードしてください。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1467

◆休館・開館・閉室のお知らせ◆
○法隆寺宝物館は、5月20日(水)~2016年3月14日(月)まで環境整備工事のため休館しています。
○10月30日(金)~11月2日(月)は、特別夜間開館として20:00まで開館します。(入館は19:30まで)

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