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メールマガジン

2015年

7月 (2015年7月13日)

TNM―――――――――――――――――――――――――――
東京国立博物館 メールマガジン 2015年7月13日
No.704:「クレオパトラとエジプトの王妃展」開幕!
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梅雨も後半戦。本格的な夏の到来が待ち遠しいですね。
さて、今年のトーハクの夏はエジプト尽くし。
特別展でも総合文化展でも、古代エジプトの世界を
たっぷりとご堪能いただけます。
今年の夏は、トーハクで古代エジプト探検で決まりです!


《目次》
1.「クレオパトラとエジプトの王妃展」開幕!
2. 親と子のギャラリー「ミイラとエジプトの神々」
3. 催し物情報
4. 展示替え情報
5.トーハクからのお知らせ


1.「クレオパトラとエジプトの王妃展」開幕!
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7月11日(土)~9月23日(水・祝) 平成館特別展示室

「クレオパトラとエジプトの王妃展」が、先週、ついにスタート!
お天気にも恵まれ、おかげさまで大盛況の幕開けとなりました。

本展覧会は、古代エジプトの王妃や女王をテーマにした特別展です。
その美貌と才知でローマの英雄を虜にしたという、悲劇の女王クレオパトラ(7世)。
女性でありながら王として君臨したハトシェプスト、
他国にもその名の聞こえた“デキる王妃”ティイ、
夫とともに大改革を遂行した美女ネフェルトイティ(ネフェルティティ)。
いちばん新しい時代を生きたクレオパトラでさえ、
今から2000年以上も前の女性ですが
そんな時間の隔たりを感じないほどに、
実に個性的で魅力的な女性たちが登場します。

彼女たちが使った装飾品、彼女たちを表した彫像、
あるいは彼女たちにゆかりある男性の姿。
展覧会では、さまざまな作品を通じて、
古代エジプトを生きた王妃や女王の実像に迫ります。
なかでも注目は、穏やかな王妃の姿を高い技術で表現した
「アメンヘテプ3世の王妃ティイのレリーフ」
(ブリュッセル、王立美術歴史博物館蔵)、
理知的な顔立ちが美しい「クレオパトラ」(トリノ古代博物館)など。
どちらも日本初公開です。
また、普段はなかなか目にする機会のない、
個人コレクションにもぜひ注目ください。

美術品としての素晴らしさだけではなく、
作品の向こう側に、実在した王妃たちの姿を
想像しながらご覧いただくと、いっそう展覧会を
お楽しみいただけることと思います。
多くのお客様のご来館を心よりお待ちしております。

【展覧会の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1714

【関連イベント】
記念講演会「遺跡に見る古代エジプトの女王・王妃たち:発掘調査の現場から」
9月5日(土) 13:30~15:00
会場:平成館大講堂
定員:380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 7月21日(火)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7908

【1089ブログ】
→ https://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/category/70/


2. 親と子のギャラリー「ミイラとエジプトの神々」
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7月22日(水)~9月13日(日) 東洋館3室

エジプトといえば、やっぱりミイラ。
そのミイラ、実は当館では常設展示されているのです。

夏休み恒例の親子向け企画、親と子のギャラリーは、
今年は「ミイラとエジプトの神々」と題して、
「パシェリエンプタハのミイラ」を中心に、
古代エジプトで信じられてきた神々と死後の世界をご紹介します。

古代エジプトでは、死後も生前と同様に暮らしていくものと
信じられていました。
そのために体を残しておく必要があり、ミイラがつくられました。
さらに、ミイラになったご主人のお世話をする人形(ウシャブティ)や、
死後も食べ物が十分にあるか、役人が調べている様子を表した模型など、
ミイラと一緒に納められたものも展示することで、
古代エジプトの人々が考えていた「死後の世界」を描き出します。

さらに、子どもたちに大人気の動物の姿をした、
さまざまな神さまの姿もご紹介します。
知恵の神「トト」はトキの姿、
音楽・保護・多産などの神「バステト女神」は頭部がネコの神さまです。
どんな動物が何を司る神さまなのか、注目しながらご覧ください。

展示室では、自由研究にも役立てていただけるワークシートを配布しています。
また、東洋館地下1階のミュージアムシアターでは、
本特集と連動したプログラム「東博のミイラ デジタル解剖室へようこそ」
を上演しています。
7月22日(水)~9月13日(日)は、小・中学生は無料でご覧いただけます。
まさに夏休みにぴったりの親と子のギャラリー。
ぜひご家族で、ミイラの謎を解き明かしにいらしてください。

【関連イベント】
VR作品「東博のミイラ デジタル解剖室へようこそ」
東洋館TNM&TOPPANミュージアムシアター
7月8日(水)~10月12日(月・祝) (毎週 水・木・金・土・日・祝)
【水・木・金】12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
【土・日・祝休日】11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
※受付締切は各上映時間15分前
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=12&id=7942

ファミリーワークショップ「親子でエジプト探検 in ナイト・ミュージアム」
8月22日(土) 18:00~20:00
対象:小学生とその保護者
定員:10組(応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 8月6日(木)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=7910


3.催し物情報
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★イチオシ情報!★

◇ギャラリートーク「呉服商「大彦」の小袖コレクション」
7月14日(火) 14:00~14:30 東洋館 TNM&TOPPANミュージアムシアター
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7904

◇ギャラリートーク「キリシタン関係遺品にみる聖母マリア信仰」
7月28日(火) 14:00~14:30 平成館企画展示室
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7905

◇講演会「大谷探検隊とシルクロード美術」
7月25日(土) 13:30~15:00 *開場は13:00を予定
会場:平成館大講堂
定員:380名(先着順)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7899

★ただいま申込受付中!★

◇連続講座「考古学が熱い!」
9月11日(金)、9月12日(土)、9月13日(日) 13:00~16:15
会場:平成館大講堂
定員:380名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 7月27日(月)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7907

◇こどもたちのアートスタジオ「根付作り」
9月6日(日) 13:30~15:30
会場:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:一般(高校生以上)
定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選)
☆申込締切 8月3日(月)必着
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=7897

★ただいまチケット発売中!!★

◇ネパール地震 文化遺産復興支援コンサート
私たちは音楽の力を信じます~繋がるアジア 伝統音楽~
8月13日(木) 14:00開演(13:30開場)
出演:チェンミン(二胡)、浅野祥(津軽三味線)、野崎洋一(ピアノ)、
関根真理(パーカッション)、サワン・ジョシ(シタール)、和田素賀子(ネパールダンス)
料金:3,000円(当日は本公演のチケットで総合文化展をご覧いただけます)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=11&id=7943

◇このほか、当日受付の可能な催しは
今日の催し物、向こう1週間の催し物
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=top


4.展示替え情報
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◇7月14日(火)~

■特集 能と歌舞伎
本館9室 9月6日(日)まで
若い女性、熟年の女性、老女、天女・女神など、
それぞれの役に応じた衣装を紹介します。
重文 縫箔 白地桐鳳凰芦桜雪持竹肩裾模様 安土桃山時代・16c 奈良・金春座伝来 など

■茶の美術
本館4室 10月4日(日)まで
重文 墨蹟 虚堂智愚筆 南宋時代・13c 中国 など

■浮世絵と衣装―江戸(衣装)
本館10室 9月6日(日)まで
帷子 黒麻地御簾藤模様 江戸時代・18c 旧久留米藩藩士家伝来 など

■近代の美術
本館18室 8月23日(日)まで
重文 近江八景 今村紫紅筆 大正元年(1912) など

■黒田記念室
黒田記念館 黒田記念室 8月23日(日)まで
美人散歩(逍遥) 黒田清輝筆 明治28年(1895) など

◇7月22日(水)~

■特集 親と子のギャラリー ミイラとエジプトの神々
東洋館3室 9月13日(日)まで
子どもたちに人気のあるミイラと、
ミイラにまつわるエジプトの死後の世界を中心に紹介します。
舟の模型 中王国時代・前2025年~前1794年頃 上エジプト出土 など

■刀剣
本館13室 9月23日(水・祝)まで
国宝 太刀 福岡一文字吉房(名物 岡田切)鎌倉時代・13c など

■インドの細密画
東洋館13室 8月16日(日)まで
三曲法のポーズのナーイカ 18c後半 インド、地方ムガル派 など


5.トーハクからのお知らせ
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★「2015年度トーハクで逢える名刀」投票受付中!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_poll/

★1089ブログ 更新中!
→ https://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/

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★7月10日(金)をもって、東洋館1階エントランスでの飲食利用を終了しました。
ご飲食の際は東洋館3階テラス、平成館1階ラウンジをご利用ください。

★東京国立博物館が所蔵する和書、洋書、漢籍をデジタル画像で
全文閲覧することができる「東京国立博物館デジタルライブラリー」を
公開しました。
今後、随時資料を追加する予定です。
→ http://webarchives.tnm.jp/dlib/

★スマートフォン向けアプリ「トーハクなび」
本館2階「日本美術の流れ」必見作品の音声ガイドや、
作品の画像や感想を保存できるマイコレクション機能も搭載しています。
ご来館の前に、ぜひ、トーハクなびをダウンロードしてください。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1467

◆休館・開館・閉室のお知らせ◆
○法隆寺宝物館は、5月20日(水)~2016年3月14日(月)まで環境整備工事のため休館しています。
○東洋館8室は、8月3日(月)~9月7日(月)まで展示環境整備のため閉室いたします。
○平成館考古展示室は、10月13日(火)までリニューアルのため閉室しています。
○月曜日は休館日ですが、8月10日(月)は開館いたします。

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