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メールマガジン

2014年

9月 (2014年9月29日)

TNM―――――――――――――――――――――――――――
東京国立博物館 メールマガジン 2014年9月29日
No.681:明日から!「博物館でアジアの旅」
―――――――――――――――――――――――――┌|∵|┘―
空の高さに秋の訪れを感じる頃となりました。
秋といえば、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、そして当館のキャラクター、
トーハクくん(10月8日)とユリノキちゃん(10月9日)の誕生日。
ハッピーバースデー☆トーハクくん&ユリノキちゃん!
皆様、これからも2人をよろしくお願いします。


《目次》
1. 明日から!「博物館でアジアの旅」
2. 特集「漆芸に見る東西交流」
3. 催し物情報
4.展示替え情報
5.トーハクからのお知らせ


1. 明日から! 「博物館でアジアの旅」
――――――――――――――――――――――――――――――
9月30日(火)~10月13日(月・祝) 東洋館

2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」
(9月20日<土>~11月24日<月・休> 本館特別5室)とともに、
「アジアフェス in トーハク」を盛り上げるもうひとつの特別企画、
「博物館でアジアの旅」が明日から始まります。

トーハクが誇る東洋美術のコレクションをご覧いただくために
立ち上げられた本企画。
以前にご紹介したとおり、期間中は、パキスタン・ガンダーラの「如来坐像」
(クシャーン朝・2~3c 東洋館3室)や
重文「五龍図巻」(伝陳容筆 中国 南宋時代・13c 東洋館8室)など、
見応えのある作品が展示されます。
さらに、個性的なイベントも見逃せません。なかには、既に応募を締め切った
イベントもありますが、今回は、予約不要・当日受付のイベントをご紹介しましょう。

トーハクファンの皆様にはお馴染み、ギャラリートークのスペシャル版が開催されます。
その名もスペシャルツアー「60分でめぐるアジア美術の旅 研究員がエスコート!」。
ツアーは全9回。毎回、研究員がとっておきのテーマを掲げて、
東洋館をご案内します。
絵画、仏像、土器など、さまざまなテーマをご用意しました。
参加をご希望の方は、東洋館1階エントランスホールに集合してください。

「アジアの絵画をめぐる旅」
10月1日(水) 11:00~12:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7366

「楽の音が聞こえる シルクロードの美術」
10月2日(木) 11:00~12:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7367

「仏さまの物語」
10月4日(土) 18:30~19:30
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7368

「仏像はなぜ作られた?」
10月5日(日) 18:30~19:30
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7369

「考古で比べる日本と中国」
10月8日(水) 11:00~12:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7371

「縄文土器の個性をさぐる旅」
10月9日(木) 11:00~12:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7372

「アジアの染織模様を旅する」
10月10日(金) 11:00~12:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7373

「馬でめぐるアジア」
10月12日(日) 14:00~15:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7374

「アジア、青磁の旅」
10月13日(月・祝) 14:00~15:00
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7375


アジア各国のなかでも特に身近な国といえば、やはり中国と韓国。
せっかくの機会、両国の文化に触れてみませんか。
東洋館前では、中国・韓国の伝統芸能をご覧いただけます(雨天の場合は平成館大講堂)。

★韓国伝統芸能 サムルノリ(太鼓演奏)
10月4日(土) 14:00~、16:00~(各回30分)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7363

★中国伝統芸能 京劇・雑技・音楽のショー
10月5日(日) 14:00~、16:00~(各回30分)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7370

さらには、両国の伝統衣装を着るチャンスも! 子ども用、大人用ともご用意しています。
各国の美意識や生活文化の違いを感じてみてください。

★着てみてポーズ! 中国・韓国の伝統衣装
「博物館でアジアの旅」期間中毎日 11:00~16:00
東洋館1階エントランスホール


そして「食欲の秋」派にオススメなのが、アジアン屋台。
アジア各国の料理を提供するケータリングカーが東洋館前に登場します。
韓国のプルコギ、タイのガパオ、ベトナムのフォー、シンガポールのチキンライスなど、
アジアンフードを食べれば、アジアを旅する気分が加速すること間違いなし!

他にもワークショップやボランティアによるガイドツアーなど、
事前申込み不要のイベントは盛りだくさん。
ぜひ当館ウェブサイトでチェックしてみてください。

【博物館でアジアの旅】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7401#Events

「博物館でアジアの旅 あなたが観たい作品は?」投票受付中!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_poll/


2. 特集「漆芸に見る東西交流」
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~11月3日(月・祝) 本館14室

日本が初めて西洋の文化に触れたのは、安土桃山時代。
カソリックの宣教師らによってもたらされた西洋文化を、
日本人は盛んに受け入れました。
その結果、西洋人の姿を表した屏風や漆器などが流行します。
一方で、蒔絵に欠かせない漆の樹は東アジア特有の植物であり、
漆芸は東洋独特の工芸です。
西洋の人にとって漆芸はもの珍しく、東洋を象徴する物として
求めれてきました。
今回の特集では、こういった東西の文化交流が表れた漆芸品を展示しています。
例えば、重文「南蛮人蒔絵交椅(なんばんじんまきえこうい)」
(京都・瑞光寺蔵)は椅子の背板部分に西洋人の姿と洋犬、象、
葡萄唐草が描かれています。
重文「花樹鳥獣蒔絵螺鈿聖龕(かじゅちょうじゅうまきえらでんせいがん)は、
蒔絵と螺鈿で装飾された聖龕の中に、油彩のキリストの磔刑像があります。
これはまさに、東洋と西洋のコラボレーション!
展示作品を通じて、文化交流の様相を探り、東西融合の妙をお楽しみください。

【展示の詳細】
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1686

【関連イベント】
ギャラリートーク 漆芸にみる東西交流
明日! 9月30日(火) 14:00~14:30 本館14室
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7362


3. 催し物情報
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★イチオシ情報!★

◇講演会 中国青銅器をめぐる旅 4千年のものがたり
10月11日(土) 13:30~15:00 ※開場は13:00を予定 平成館大講堂
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7462

◇講演会 石橋財団レクチャーシリーズ 
「考古学をめぐる日欧交流の物語:お雇い外国人から現代につながる絆」
10月25日(土) 13:30~16:00 ※開場は13:00を予定 平成館大講堂
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7415

◇講演会 縄文時代のうつわを考える
11月8日(土) 13:30~15:00 ※開場は13:00を予定 平成館大講堂
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7463

◇ギャラリートーク インド細密画の世界
10月7日(火) 14:00~14:30 東洋館-TNM&TOPPAN ミュージアムシアター
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7464

◇博物館で野外シネマ
10月10日(金)、10月11日(土) 19:00~(1時間40分ほど) 本館前
※雨天時は平成館大講堂(先着380名)
上映作品:細田守監督「時をかける少女」(2006年、KADOKAWA)
料金:無料(ただし、当日の入館料が必要です)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7451

「時をかける少女」制作秘話スペシャルトークショー
10月10日(金) 18:30~19:00 本館前※雨天時は平成館大講堂(先着380名)
出演:渡邊 隆史氏(角川書店プロデューサー)、齋藤 優一郎氏(スタジオ地図プロデューサー)
松嶋 雅人(東京国立博物館特別展室長)
料金:無料(ただし、当日の入館料が必要です)
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7452


★特別展「日本国宝展」(10月15日(水)~12月7日(日))記念講演会★

◇国宝縄文のビーナスと国宝仮面の女神誕生の地・八ヶ岳山麓北山浦の縄文文化
11月22日(土) 13:30~15:00 平成館大講堂
定員:380名(事前申込制、応募多数の場合抽選)
☆申込締切 10月6日(月)消印有効
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7405


★ただいま申込受付中!★

◇こどもたちのアートスタジオ ファミリーで勾玉作り
11月2日(日) 13:30~15:30 本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:小学校3年生から中学生とその保護者
定員:7組程度(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(ただし、保護者は当日の入館料が必要)
☆申込締切 10月6日(月)必着!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=7412

◇おとなのためのワークショップ「唐紙の魅力、料紙の魅力」
10月24日(金) 17:00~19:30、10月25日(土) 14:30~17:00 
本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:一般(高校生以上)
定員:各回20名(一度の申込で2名までお申し込みいただけます)
参加費:無料(ただし、当日の入館料が必要)
☆申込締切 10月9日(木)必着!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=7483

◇ファミリーワークショップ「きらきら光る唐紙を摺ろう」
10月25日(土) 10:00~12:30 本館地下みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:小学生とその保護者
定員:10組(応募多数の場合は抽選)
参加費:無料(ただし、保護者は当日の入館料が必要)
☆申込締切 10月9日(木)必着!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=7484

◇このほか、当日受付の可能な催しは
今日の催し物、向こう1週間の催し物
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=top


4.展示替え情報
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◇9月30日(火)~

■特集 中国書画精華―護り伝えられてきた名品たち―
東洋館8室 12月7日(日)まで
唐・宋・元・明・清の歴代の書画を、心ゆくまでお楽しみください。
国宝 碣石調幽蘭第五 唐時代・7~8c 中国 など

■特集 唐物ってなに?
本館特別2室 11月24日(月・休)まで
会場を大きく3つに分けて構成しています。
そのうちの一つは、室町の会所飾りを示す『君台観左右帳記』の世界
を再現することにより、将来された「唐物」を紹介します。
君台観左右帳記(模刻本) 明治17年(1884)刊行、原品=永正8年(1511)写 など

[関連イベント]
ギャラリートーク 「唐物(からもの)」を考える
11月18日(火) 14:00~14:30 本館特別2室
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7469

■能と歌舞伎 能「松風」にみる面・装束
本館9室 11月24日(月・休)まで
重文 能面 小面 江戸時代・17~18c 奈良・金春座伝来 など

■浮世絵と衣装―江戸(衣装)
本館10室 11月24日(月・休)まで
重美 小袖 染分綸子地若松小花鹿紅葉模様 江戸時代・17c など

■浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
本館10室 10月26日(日)まで
重美 見立行平・松風・村雨 鳥居清満筆 江戸時代・18c など

■アイヌと琉球 アイヌの暮らし
本館16室 12月23日(火・祝)まで
帯織機 北海道アイヌ(川上) 19c 徳川頼貞氏寄贈 など

■近代の美術
本館18室 11月9日(日)まで
重文 鷲置物 鈴木長吉作 明治25年(1892) シカゴ・コロンブス世界博覧会事務局 など

■西アジア・エジプトの美術
東洋館3室 12月7日(日)まで
銅製舟形杯 シュメル初期王朝時代・前26~前25c シリア出土 など

[関連イベント]
ギャラリートーク シリア青銅器時代の墓出土品
11月11日(火) 14:00~14:30 東洋館3室
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7468

■西域の美術
東洋館3室 12月7日(日)まで
舎利容器 6~7c 中国・伝スバシ 大谷探検隊将来品 など

■中国文人の書斎
東洋館8室 12月7日(日)まで
赤壁竹彫筆筒 清時代・17~19c 中国 青山杉雨旧蔵 青山慶示氏寄贈 など

■インドの細密画
東洋館13室 11月3日(月・祝)まで
建物から近づく嵐を見る女 18c後半 インド、キシャンガル派 など

[関連イベント]
ギャラリートーク インドの細密画
10月7日(火) 14:00~14:30 東洋館 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=3&id=7464

■法隆寺献納宝物 木・漆工―武器・武具
法隆寺宝物館第4室 11月24日(月・休)まで
重文 梓弓 奈良時代・8c など


5.トーハクからのお知らせ
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前号で、特別展「台北國立故宮博物院―神品至宝―」の来場者数について、
「40万人に迫る」とお伝えしましたが、集計の結果、約40万2000人のお客様に
お越しいただきました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

★留学生の日(10月11日(土))は、留学生は入館無料!
日本の学校に所属する留学生、ALT(外国語指導助手)及び、その同行者は
総合文化展(本館、東洋館、平成館1階、法隆寺宝物館)の観覧が無料です。
入館の際に学生証をご提示ください。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7449

★秋の庭園開放(10月25日(土)~12月7日(日)まで)
10:00~16:00 ※荒天時は中止となります。
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7450

★スマートフォン向けアプリ「トーハクなび」が更新されました!
→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1467

★1089ブログ 更新中!
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◆開館時間のお知らせ◆
10月10日(金)と10月11日(土)は22:00まで開館。
12月までの特別展開催期間中の金曜および
10月4日(土)・5日(日)、11月1日(土)・2日(日)は20:00まで開館。
12月7日(日)までの土、日、祝、休日は18:00まで開館。
入館は閉館時間の30分前まで。

◆休館・開館・閉室のお知らせ◆
○12月8日(月)~2015年1月1日(木・祝)まで、東洋館は展示環境整備のため休館します。
○12月8日(月)~2015年6月まで、平成館はリニューアルのため休館します。
○黒田記念館は耐震補強工事のため休館中です。2015年1月2日(金)より開館します。

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