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メールマガジン

2014年

3月 (2014年3月17日)

TNM―――――――――――――――――――――――――――
東京国立博物館 メールマガジン 2014年3月17日
No.665:「博物館でお花見を」
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東京では、3月に入っても寒い日が続いていましたが、ようやく春め
いてきました。桜の開花は例年より遅れるという予想が出ていますが、
当館の展示室では、桜の名品が既に満開を迎えています。
ぜひ、ひと足早いお花見にお出かけください。


《目次》
1.「博物館でお花見を」
2.あとわずか! 特別展「支倉常長像と南蛮美術―400年前の日欧交流―」
3.いよいよ開幕! 開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」
4.催し物情報
5.展示替え情報
6.トーハクからのお知らせ


1. 「博物館でお花見を」
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3月18日(火)~4月13日(日)

この春、最初のお出かけは、トーハクでお花見なんていかがでしょう?
「博物館でお花見を」は、春の庭園開放(3月8日(土)~4月13日(日))
の時期に合わせた恒例企画です。
庭園では10種類以上もの桜で、本館の展示室では桜にゆかりある
絵画、陶磁、漆工芸などの作品で、お花見をお楽しみいただけます。
今年の注目は、本館8室の「源氏物語絵合・胡蝶図屏風」(狩野晴川院
<養信>筆 江戸時代・19世紀)。『源氏物語』から桜の季節の場面を描
いています。
金箔砂子を贅沢に使った華やかな作品で、見ているだけで気分の高揚
する名品です。
さらに、関連イベントも充実。
東博句会「花見で一句」、桜コンサート「桜の街の音楽会」、
桜ワークショップ、ギャラリートーク、ボランティアによるガイド
ツアーなど、当日参加いただけるさまざまな企画を用意して皆様を
お待ちしています。
当館でしかできないお花見を、どうぞご堪能ください。

ウェブでは、博物館でお花見を 桜の名品ベスト12 投票受付中!
https://www.tnm.jp/modules/r_poll/


【本館日本ギャラリー 桜めぐり】
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1658

【関連事業】
ガイドツアー、コンサート、桜の根付作りなど、イベントも盛りだくさん。
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7144


2.あとわずか! 特別展「支倉常長像と南蛮美術―400年前の日欧交流―」
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2月11日(火)~3月23日(日) 本館7室

「支倉常長像と南蛮美術―400年前の日欧交流―」は今週末で閉幕です!
見どころはもちろん、等身大で描かれた“伊達男”「支倉常長像」ですが、
支倉の足元に描かれた黒い犬にも注目!
西洋絵画では、犬は「忠誠」「忠義」を表すモチーフですが、
さて、この絵のそれは、欧州滞在時に洗礼を受けた支倉の神への「忠誠」なのか、
あるいは、外交使節としての君主・伊達政宗への「忠誠」を示すのか。
つぶらな瞳の犬に直接問いかけてみてはいかがでしょうか。

【展覧会の詳細】
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1649


3.いよいよ開幕! 開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」
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3月25日(火)~5月18日(日) 平成館特別展示室

話題は、国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆 京都・建仁寺蔵)の5年ぶりの
公開。
さらに、海北友松(かいほうゆうしょう)の傑作がずらりと並ぶことも見どころです。
狩野永徳、長谷川等伯とならんで桃山画壇の3大巨匠の一人として知られながら、
2人の陰に隠れた感もある友松ですが、その筆力は他の2人に勝るとも劣りません。
建仁寺は重文「雲龍図」をはじめとして多数の友松作品を所蔵しており、
本展はさながら「海北友松展」。
“気宇壮大”と評される友松の水墨画の世界を是非ご堪能ください。

【展覧会の詳細】
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1632

【展示作品リスト】
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3880


4.催し物情報
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★イチオシ情報!★
◇講演会 書の楽しみ
3月22日(土) 13:30~15:00 平成館大講堂
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=1&id=7094

◇このほか、当日受付の可能な催しは
今日の催し物、向こう1週間の催し物
→ https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=top


5.展示替え情報
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◇3月18日(火)~

■法隆寺献納宝物 伎楽面
法隆寺宝物館第3室 4/13(日)まで
重文 伎楽面 師子児 飛鳥時代・7c など

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◇3月25日(火)~

■特集陳列 日本の仮面 舞楽面と行道面
本館14室 6月8日(日)まで
奈良・手向山八幡宮、愛知・熱田神宮、愛知・真清田神社所蔵の舞楽面、
高野山天野社伝来の行道面などを展示します。
重文 行道面 菩薩 鎌倉時代・13~14c 石川・重蔵神社蔵 など

■仏教の興隆―飛鳥・奈良
本館1室 5月6日(火・休)まで
国宝 賢愚経断簡(大聖武) 伝聖武天皇筆 奈良時代・8c など

■国宝室
本館2室 4月20日(日)まで
国宝 十二天像(水天) 平安時代・9c 奈良・西大寺蔵

■仏教の美術―平安~室町
本館3室 5月6日(火・休)まで
重文 一字金輪像 鎌倉時代・13c など

■禅と水墨画―鎌倉~室町
本館3室 5月6日(火・休)まで
重文 白衣観音図 能阿弥筆 室町時代・応仁2年(1468) 文化庁蔵 など

■宮廷の美術―平安~室町
本館3室 5月6日(火・休)まで
重文 日月山水図屏風 室町時代・16c など

■武士の装い―平安~江戸
本館5、6室 6月15日(日)まで
重文 黒韋肩白威胴丸 南北朝時代・14c 藤原清子氏寄贈 など

■屏風と襖絵―安土桃山~江戸
本館7室 4月6日(日)まで
舞楽図屏風 狩野永岳筆 江戸時代・19c など

■暮らしの調度
本館8室 4月20日(日)まで
葵紋蒔絵野弁当 江戸時代・19c など

■浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
本館10室 4月20日(日)まで
桜下美人図 水野廬朝筆 江戸時代・18c など

■根付 高円宮コレクション
本館 高円宮コレクション室 6月15日(日)まで
馬 グレッグ・ストラディオット作 平成5年(1993) 高円宮コレクション など


6.トーハクからのお知らせ
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◆休館・開館・閉室のお知らせ◆
○3月末まで、本館エレベーターは工事のためご利用いただけません。
また、特別4室、地下1階もご利用いただけません。
○4月14日(月)まで、本館1階15~19室は、リニューアルのため閉室します。
○4月14日(月)まで、正門付近にて工事を行います。
お客様にはご不便、ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承いただきますよう、お願いいたします。

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