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メールマガジン

2009年

4月 (2009年4月27日)

東京国立博物館 メールマガジン [No.487:Story of…展・阿修羅展3] 2009年4月27日

いよいよゴールデンウィークが始まります。当館では収蔵品を中心とした平常展だけでも5つの展示館で常時2000件余りを展示しています。1日でそのすべてを見てまわるのは難しいかもしれません。連休中は特別展の「Story of…」展、「国宝 阿修羅展」はもちろん、平常展の数々をじっくりご覧になられてはいかがでしょうか。5月4日(月・祝)及び5月7日(木)は開館いたします。
今号では5月10日(日)までの2週間分の情報をお送りいたします。

★★★興福寺創建1300年記念 特別展「国宝 阿修羅展」★★★
興福寺では、享保2年(1717)に焼失した中金堂の再建に取り組んでおり、創建1300年を迎える平成22年の立柱を予定しています。「国宝 阿修羅展」の第2会場にはその中金堂に安置される諸像が展示されています。像高が3メートルを超える薬王・薬上菩薩像や迫力のある表情の四天王像などを間近にご覧いただき、新しい中金堂のスケールの大きさを実感していただけることと思います。
6月7日(日)まで 平成館
展覧会について詳しくは→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6113
★会場の状況について
「国宝 阿修羅展」にはたくさんのお客様にお越しいただいており、入場をお待ちいただく場合がございます。
待ち時間の傾向について詳しくは→ https://www.tnm.jp/jp/exhibition/special/200903ashura_kaijo.html
公式サイト→ http://www.asahi.com/ashura/
出品リストはこちら→ https://www.tnm.jp/jp/exhibition/special/200903ashura_list.html
■関連事業
★興福寺講座「天平の文化空間の再構成」
興福寺のお坊さんが創建期の歴史などについてお話します。
4月29日(水・祝)、5月6日(水・休)11:30~、14:00~、16:00~ の3回(30分程度)(会期中の毎週水曜日開催)
定員380名(当日先着順)
無料(ただし当日の入館料は必要です)
*当日会場にお集まりください。
興福寺講座について詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=6263

★★★日仏交流150周年記念 特別展「Story of …」カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶★★★
展覧会の最後の部屋には意外な「仕掛け」が用意されています。きっと素敵な記憶として印象に残ることでしょう。
5月31日(日)まで 表慶館
展覧会および作品リスト(PDF)について詳しくは→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6299
公式サイト→ http://www.storyof.jp/

★★★特別展「伊勢神宮と神々の美術」「染付-藍が彩るアジアの器」★★★
7月14日(火)~9月6日(日) 平成館で2展同時開催
4月26日(日)「伊勢神宮と神々の美術」展前売開始。両展のお得なセット券もあります!(ただし、「染付-藍が彩るアジアの器」展単独の前売券は5月9日(土)より販売)
「伊勢神宮と神々の美術」展について詳しくは→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6503
「伊勢神宮と神々の美術」展公式サイト→ http://www.iseten2009.jp/
「染付-藍が彩るアジアの器」展について詳しくは→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=6502

★☆明日から始まる特集陳列☆★
■平成21年新指定国宝・重要文化財
平成21年に新たに国宝・重要文化財に指定される美術工芸品のうち、39件(写真パネル展示3件を含む)を展示します。合掌する土偶として有名な青森県出土の土偶をぜひお見逃しなく。
本館特別1・特別2室 4月28日(火)~5月10日(日)
国宝 土偶 青森県八戸市風張1遺跡出土 縄文時代・紀元前15~紀元前10c 青森・八戸市蔵
重文 白衣観音図 室町時代・14~15c 京都・東福寺蔵
重文 銅造菩薩立像 飛鳥時代・7c 新潟・関山神社蔵 など
■特集陳列「顔真卿(がんしんけい)とその周辺」
唐の四大家の一人に挙げられる顔真卿の作品の中から代表作を選び、書風の変遷をご覧いただきます。同時代の拓本もあわせて紹介します。
東洋館第8室 4月28日(火)~6月7日(日)
千福寺多宝塔碑 顔真卿筆 唐時代・天宝11年(752) 高島菊次郎氏寄贈
祭姪文稿 顔真卿筆 唐時代・乾元元年(758) 高島菊次郎氏寄贈
顔氏家廟碑 顔真卿筆 唐時代・建中元年(780) など
■朝鮮美術工芸 特集陳列「朝鮮王朝時代の女性の生活と美」
朝鮮王朝時代の上流階級の女性たちが身につけた衣装や装身具、裁縫道具を展示します。彼女たちの美意識とそれに基づいた生活の一部を紹介します。
東洋館第10室 4月28日(火)~6月7日(日)
チョゴリ 朝鮮半島 朝鮮時代・19~20c 徳川頼貞氏寄贈
華角貼尺 朝鮮半島 朝鮮時代・19c など

★★★展示替え情報★★★
■インド・ガンダーラ彫刻■
東洋館第1室 4月28日(火)~6月7日(日)
仏伝「涅槃」 パキスタン・ガンダーラ クシャーン朝・2~3c 個人蔵
仏頭 アフガニスタン・ハッダ 3~5c など
■中国彫刻■
東洋館館第1室 4月28日(火)~6月7日(日)
菩薩頭部 中国山西省天龍山石窟第8窟 隋時代・6c 根津嘉一郎氏寄贈
二仏並坐像 中国 北魏時代・太和13年(489) など
■伎楽面■
法隆寺宝物館第3室 4月28日(火)~5月24日(日)
重文 伎楽面 師子児 飛鳥時代・7c
重文 伎楽面 治道 飛鳥時代・7c など
■木・漆工■
香木・計量器
法隆寺宝物館第4室 4月28日(火)~6月28日(日)
重文 白檀香 飛鳥~奈良時代・7~8c
重文 紅牙撥鏤尺 奈良時代・8c など
■書跡■
古文書・古記録
法隆寺宝物館第6室 4月28日(火)~6月28日(日)
国宝 法隆寺献物帳 奈良時代・天平勝宝8年(756)
重文 古今目録抄(聖徳太子伝私記) 鎌倉時代・13c など
■染織■
在銘幡
法隆寺宝物館第6室 4月28日(火)~5月24日(日)
広東綾幡残欠〈和銅7年銘〉 奈良時代・和銅7年(714)
平絹幡残欠(壬辰年銘) 飛鳥時代・持統6年(692) など

★★明日の列品解説★★
4月28日(火)14:00~ 本館16室
「甲信越を歩く」書跡・歴史室長 冨坂賢
次回の列品解説は
5月12日(火)14:00~ 本館20室
「博物館の熊」教育講座室研究員 神辺知加

★☆ボランティアによる解説・イベント☆★
☆本館ハイライトツアー
4月30日(木)、5月2日(土)、9日(土)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆浮世絵展示ガイド
4月29日(水・祝)、5月3日(日・祝)、10日(日)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆考古展示室ガイド
5月3日(日・祝)、8日(金)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室入口にお集まりください。
☆法隆寺宝物館ガイド
5月1日(金)、2日(土)15:00~(約40分間)
当日、開始時間までに法隆寺宝物館エントランスにお集まりください。
☆樹木ツアー
5月2日(土)13:30~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆たてもの散歩ツアー
5月5日(火・祝)15:00~、9日(土)11:00~(約40分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。

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