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メールマガジン

2005年

5月 (2005年5月16日)

東京国立博物館 メールマガジン[No.267:ベルリン10] 2005年5月16日

ユリノキが花をつけています。風薫る季節にぴったりの清楚でキュートなお花です。

☆★☆特別展「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展-よみがえる美の聖域-」☆★☆
好評開催中! 6月12日(日)まで 平成館 特別展示室第1~4室
今回の展覧会で一番大きい作品を紹介しましょう。
四肢を折り曲げ、どっしりと座る姿がいかにも雄雄しい花崗岩製の牡羊の像。高さは168cm、長さは207cm、重さはなんと3トンをこすという、超大物です。
エジプト第18王朝、紀元前1375年頃の作品です。アメンホテプ3世の神殿のために造られた像で、堂々たる牡羊の胸の前、両前足の間にかの王の像が守られています。
羊の頭の上にある日輪は神の印。エジプトでは、神があらゆるものの形をとって現れます。ここではアメン神が豊穣のシンボル牡羊としてその姿を現し、王様をしっかりと守っています。
ミイラの形をした王の姿は、アメン神の息子コンス神のもの。王の神殿を飾るこの巨大な石像は、王が神々の王であるアメン神の直系の子孫であることをアピールしているのです。
→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=1483

★★第2回 台東区の伝統工芸職人展★★
台東区内で受け継がれている伝統の職人「技」をご覧いただきます。
5月24日(火)~5月29日(日) 9:30~17:00 表慶館
前期:24日(火)~26日(木)
江戸簾、江戸ヤスリ、江戸指物、三味線箱、江戸版画手摺、和竿、江戸刷毛、染色工芸、印章彫刻、神仏具錺師(25日まで)、袋物製造(26日のみ)
後期:5月27日(金)~29日(日)
江戸べっ甲、東京桐タンス、ハサミ、金銀砂子絵、提灯、東京銀器、袋物、仏像彫刻、木版画彫師(28日まで)、看板彫刻(28日まで)、錺師(29日のみ)、蒔絵師(29日のみ)
無料(ただし当日の入館料は必要です)
→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=1790

☆★☆平常展展示替えのお知らせ☆★☆
■浮世絵と衣装 ―江戸■
「浮世絵」
5月17日(火)~6月12日(日) 本館2室
重美 見立竹林七賢 鈴木春信筆 江戸時代・18c
重美 蚊帳の内外 喜多川歌麿筆 江戸時代・18c
阿波鳴門之風景 歌川広重筆 江戸時代・安政4年(1857) など

☆★☆今週の列品解説☆★☆
5月17日(火)14:00~ 本館特別3室
「特集陳列 こわい顔」出版企画室長 浅見龍介
事前申込不要(当日の入館料が必要)。時間までに会場にご参集ください。

次回は5月24日(火)14:00~ 本館11室
「展示では見えない仏像の話」平常展室主任研究員 丸山 士郎 です。

☆★☆ボランティアによる解説・イベント☆★☆
☆本館ハイライトツア-
5月19日(木)、21日(土)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆彫刻ガイド
5月19日(木)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆考古展示室ガイド
5月20日(金) 14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室前にお集まりください。
☆法隆寺宝物館ガイド
5月18日(水)、21日(土)15:00~(約40分間)
当日、開始時間までに法隆寺宝物館玄関にお集まりください。
☆樹木ツアー
5月18日(水) 14:30~(約20分間)
当日、開始時間までに本館インフォメーション前にお集まりください。
☆次回手話による館内ガイド(事前申込制)
22日(日)11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、5:00~、16:00~(各回約30分間)
手話ガイドの申込方法等詳細は
→ https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=1557

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