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統一新羅時代は旺盛に唐文化の摂取に努めた。慶州市朝陽洞山から出土した唐三彩フクは両国の密接な関係を物語っている。しかし,唐三彩フクの軽快な造形と比較して,ほぼ球形の胴に大きな喇叭形の口がつくこのフクの造形はいかにも質実謹直であり,渋い緑釉の色調とあいまって端厳な印象を与える。獣面が飾られた3本の獣脚の表現も剛健で力強い。