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豆彩龍文壺(とうさいりゅうもんつぼ) 

 『豆彩龍文壺(とうさいりゅうもんつぼ)』の画像 
1口
「天」銘
景徳鎮窯
高13.0 口径8.7 底径11.2
明時代
成化年間(1465-87年)
TG1002
横河民輔氏寄贈
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総合文化展での展示予定は未定です
 
豆彩は闘彩とも書き,明時代成化年間(1465-87年)の景徳鎮官窯で完成された手法である。文様の輪郭を青花の細い線描きであらわし,いったん本焼きしたのち,上絵具を丁寧に塗り分けて焼き付けている。器壁は薄く,青花の発色は淡く,上絵具の色調は明るく鮮明で,洗練された優美な作風をみせている。底裏中央に青花で「天」字銘が記されている。