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摩耶夫人および天人像(まやぶにんおよびてんにんぞう) 

 『摩耶夫人および天人像(まやぶにんおよびてんにんぞう)』の画像 
4躯
銅製鍍金
摩耶夫人 像高16.5 天人像 像高11.5-13.0
飛鳥時代
7世紀
重文
N191
法隆寺献納宝物
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2023/04/25から2024/04/21まで法隆寺宝物館 第2室で展示
 
ルンビニー苑にて摩耶夫人が無憂樹の花枝をた折ろうとするや釈迦が腋下から誕生したとの仏伝中の一場面を造形化したもので,この種の立体的な群像としては希有の作例。面貌や骨太い体躯には飛鳥の古様がうかがえ,衣文の表現も独特のうねりと鋭さが認められる。なお本一具は,承暦2年(1078)に橘寺から法隆寺に移された小金銅仏群のひとつである可能性が高い。