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織部扇形蓋物(おりべおうぎがたふたもの) 

  
1口
陶器
美濃(みの)
総高11.0 径28.5×23.7
江戸時代
17世紀
G5771
 
美濃窯は慶長年間に織部と呼ばれる作風を樹立し,破格の造形美を作り出した。この扇形蓋物は伝統図象である扇形を翻案した作品で,その造形は円形の鉢という既製の基本概念にとらわれず意表をついている。織部独特の緑釉と銹絵の組み合わせ意匠取りも自在で,思いまかせの創意が器全体にみなぎった織部焼の代表作である。