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浜松図真形釜(はままつずしんなりかま) 

 『浜松図真形釜(はままつずしんなりかま)』の画像 
1口
鉄鋳製
芦屋
高17.0 口径14.3 胴径24.5
室町時代
15世紀
重文
E19998
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総合文化展での展示予定は未定です
 
天命とともに茶の湯釜の名産地として著名な芦屋を代表する釜。口造りは繰口で,胴の下方に雄勁な鬼面鐶付をつける。鉄肌はなめらかで,茶褐色の渋い光沢があり,下方に霰で洲浜をあらわして,そこに屈曲の多い枝ぶりの松を繊細な調子で鋳出している。真形の端正な姿,地肌,文様とも芦屋釜の特色を最もよく表わしている。