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形姿と透文様の美しい釣燈籠。笠と台板は六角形に作り,火袋は円筒形にして6間に分け,梅と竹を巧みに透かしている。形姿の良いのは台板と笠の径と高さがほぼ同寸であることによるのであろう。当時鋳造業の盛えた下野国天命(栃木県佐野市)で製作されたと考えられる。