このページの本文へ移動

天王立像(てんのうりゅうぞう) 

 『天王立像(てんのうりゅうぞう)』の画像 
1躯
木造,彩色・漆箔
像高163.5
平安時代
10-11世紀
重文
C1855
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
カツラ材一木造りの天王像です。本体から岩座までを通して縦一材で造り,体部背面2ヵ所に内刳りをほどこす構造です。端正な体形や黒眼を一段高く彫りあらわす技法に奈良時代の彫刻を思わせるものがあります。和様成立直前の南都(奈良)の作風をしめすものでしょうか。