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もと京都府加茂町の浄瑠璃寺にあったと伝えられる十二神将像です。現実感にとんだ表情や軽快な運動感に鎌倉時代彫刻の特色が顕著ですが,同時に洗練された趣もみえます。13世紀初頭にさかのぼる,運慶系統の仏師の作でしょう。ヒノキ材寄木造り。