このページの本文へ移動

伝足利義政像(でんあしかがよしまさぞう) 

 『伝足利義政像(でんあしかがよしまさぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
伝土佐光信筆(でんとさみつのぶひつ)
縦44.2 横56.0
室町時代
15世紀
重文
A45
拡大して表示 別の画像を表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
土佐家資料から,像主は足利義政,筆者は土佐光信(1521没?)に比定される。大和絵の画家らしい端正な画法は,静かな意志の備わった顔貌を描く細やかな筆使いや,宋画風の周文系山水図を丁寧に学んだと思われる襖絵の瀟洒な趣に現われて,ともに画家の優れた技量を窺わせる。傍らの蒔絵の鏡台は,絵の背景を想像させて興味深い。