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一字金輪像(いちじきんりんぞう) 

 『一字金輪像(いちじきんりんぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
縦113.9 横86.0
鎌倉時代
13世紀
重文
A10601
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総合文化展での展示予定は未定です
 
成仏と除災のために修される一字金輪法の本尊で,真言密教の秘仏。繧繝彩色の蕨手形頭光を負い,隈が施された肉身は朱細線でくくられている。『金剛頂経一字頂輪瑜伽一切時処念誦成仏儀軌』に基づき,五智宝冠を戴き智拳印を結ぶ本尊を描き,四隅に宝瓶を配する。鎌倉時代仏画の特質は青・緑系統の冷たい色彩や細身の造形感覚に窺われる。